セラミックフライパンとテフロンの違い、どちらを選ぶべき?

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セラミックのフライパンとテフロン、どっちが良いの?

キッチン用品の店に行って悩むのが、どんなフライパンを買うべきなのか?ですよね。

大きさは勿論フライパンの材質も色々あるので本当に迷ってしまいます。

今迄何個ものフライパンを試してみて私が一番気に入って使っているのは「セラミック」のフライパンと「鉄」のフライパンです。

テフロン加工のフライパンは何度も使用したんですが、今は購入するのは控えています。

ホームセンターや大きなモールなんかで一番売られているのはテフロン加工の物ですが、金額的にお安いというのが最も大きな要因でしょうし、油を引かないで調理出来るので、ダイエットや健康志向の強い方に人気もあるのでしょう。

最初はテフロンを使い続けていた私が、セラミックと鉄に変えた事について書いていきたいと思います。

テフロン加工のフライパンって

よく聞くフライパンの種類に、「テフロン加工」「フッ素加工」というのがあります。

何が違うのかな~というと実は何も違いはないです。全部フッ素加工された製品なんです。

アメリカにある「デュポン」という企業が、プラスティックの一種であるフッ素樹脂を使用して作っているフライパンを「テフロン」、他企業が作っているフライパンを「フッ素加工」と呼んでいるだけなんです。

このテフロン加工、フッ素加工されたフライパンには問題があるとされている事があるんですが、それが「PTPE]と「PEOA]という物質がフライパンに含まれている、という事。

PTPEとは、ポリテトラフルオロチレンという物質で、260度に熱せられた時に劣化し、360度になると分解されていく、という特徴があります。

そしてPEOA、パーフルオロオクタン酸、はフライパンを作る際にPTPEを接着させるために使われるものです。実はこのPEOAには発がん物質が含まれているらしいのです。

要するに、これらのフライパンを空焚きしたりして高温になり、煙が発生した時にこの物質が発生、それを吸い込んだ人間に影響するかもしれない、という事なんですね。

以前ユーチューブで見た事があるんですが、テフロンのフライパンを誤って空焚きし続けてしまい、飼っていた鳥数十羽が死亡した、というのがありました。

海外、特にヨーロッパではこれらの物質を含まないフライパンを推奨しているようですし、そういった物質は入っていない、として売り出すフライパンも多いようです。

テフロン加工は油を引かないで調理する事が出来て、しかも張り付かないので調理はしやすいんですが、こういった問題があるとするとちょっと購入をためらってしまいます。

セラミックのフライパン

セラミックの材質は,陶器、およびガラスの焼いたもの、という事になります。(表面のコーティング)テフロンとの違いは歴然です。

鉄のフライパンもそうですが有害物質は一切含まれません。

耐熱温度は400度ですのでテフロンの様に心配する必要もありません。

しかも耐熱効果のおかげで熱伝導率が良く、遠赤外線を発し、食材を美味しく調理する事が出来るんです。

私が今使っているのはイタリア製のセラミックフライパンですが、2年目になります。使い勝手も良く、確かに美味しく出来上がり、ホットケーキを焼いてもふっくら綺麗に焼く事が出来ます。

このフライパンは実は夫の国でとっても安く購入したんです、(夫は外国人です)確か3千円位だったと思います。

デメリットとしては金属のヘラなどが使えない、衝撃に弱いので割れやすい、油を少し使用しないといけない,熱いうちに水をかけると劣化する、という事、それと強火で使うと焦げやすい、という点です。

それにやはり長い期間使うと焦げて張り付く様になってきてしまいます。大体2~3年が使用限度だと思います。

調理する時に弱火でする、水をかけて急激に冷やさない、大事に使う、という事ならとても良いフライパンです。

今使っているイタリア製がダメになったら使いたいのがこんなフライパンです。お安いですよね。


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鉄は?

鉄のフライパンは鉄、で出来てますよね、もちろん。

これは昔から使われていますし安全なフライパンです。料理も美味しく出来上がる、なんたって中華料理の世界では必ず鉄のフライパンが使われてますしね。

ただ手入れが大変です。

油で慣らしてあげる事、そして洗剤を使って洗う事は出来ませんし、水分を残しておくと錆びてきます。

手入れがシッカリ出来るなら鉄のフライパンは最も優秀です、長い期間使う事が出来ますから。

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まとめ

テフロン、フッ素加工とセラミックのフライパン、違いは大きいです。

特に成長中の子供さんがいる家庭、健康に気を付けている方にセラミックのフライパンはお勧めです。

鉄も含め、安全なフライパンで調理していく事は大事だと思いますし、毎日使う物なのでちょっとこだわって良い物を購入するのは良い事ですよね。

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