角間渓谷(真田町)が秘境すぎる、猿飛佐助が修行した場所

上田市真田にある「角間渓谷」は、六文銭でお馴染み真田幸村とその仲間の十勇士の一人、忍者猿飛佐助が修行した場所として、断崖絶壁の岩壁、不思議な形をした岩など、奇岩、絶景を見る事が出来る深い山の中にある場所。

その昔は鬼も住んでいた、と言われる秘境です。

近所に住んでいながら全く行った事が無かった私、「忍者の修行場ってどんなところなんか行ってみっぺ」という単純な理由で一人、出かけてみました。

角間渓谷は紅葉の美しさでも有名な場所なので期待満々で行ってみたんですが、時すでに遅し、枯葉は落ちて枝ばかり・・・枯葉の絨毯のようになった遊歩道は滑って危険極まりない、という事になってしまっておりました。

それにしてもこの辺りの自然の美しさ、そして清流の流れる美しい景色には非常に癒され、遊歩道の高台から見る山の見事さに惚れ惚れと見とれた私。

秘境と呼ぶにふさわしいここ「角間渓谷」を地元主婦代表としてご紹介します。

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角間渓谷(上田市真田)

上田市から真田町方面に車を走らせ、真田の街中を通り抜けて大きく右折、昔ながらの家並みが残る細い通りをぐんぐんと上って行きます。

角間渓谷に近くなってくると風景は森の中。里からそう遠くはないのにこんな風に美しいです。

すれ違う車もほとんど無く静かに目的地に向かいます。

角間温泉(岩屋館)と奇岩

角間渓谷の秘湯「角間温泉岩屋館」が見えてきたら到着です。

普段岩屋館の看板だけは見慣れていましたが、こんな山奥に、こんな絶壁に、立派な旅館として存在していたとは知りませんでした。

画像右が「岩屋館」、そして周りにはこのように圧倒的に巨大な岩壁が広がっています。

角間温泉のお湯は炭酸泉で、空気に触れると茶色く色が変わります。

出典http://www.iwayakan.co.jp/huro.html

岩屋館ではこんな素敵な露天風呂に入れるようですね、ここは景色も料理も良い秘境の温泉旅館として有名です。ただしこの露店は混浴ですのでご了承願います。

でもここ、絶対いいですよ、他には一軒も旅館が無いですし、あるのはただの大自然。

ランプの揺れる趣きのある旅館で過ごす時間は最高でしょう、泊まりたーい!

角間渓谷の石階段

角間渓谷の駐車場はこの「岩屋館」を通り過ぎ、少し行った左側にあります。温泉に泊まっている方の駐車場とは別になりますので気を付けて下さいね。

車を停めてからいよいよ「遊歩道」に向かって進みます、が、そこにはとんでもなく急でなが~い石の階段があるんです。

めちゃくちゃ長い、上る前からすでに「疲れ」が・・・

最初は調子よく小躍りで上っていったんですが・・途中から脚が上がらなくなりまして、10段ずつ上っては休憩を繰り返しました。

数えてみるとなんと220段以上、これは久々に運動させて頂いたという感じで思いっきり疲れましたね。

上から写してみました。もう2度と上りたくない・・・中年主婦で運動不足な我が身ですから。

岩屋観音

長い階段を上りきるとそこには何とも優し気なお地蔵様が祀られています。

そしてその奥には「岩屋観音堂」が。岩の中にスッポリとはめられているかのように佇んでいます。

その昔ここ角間渓谷には「鬼」がおりまして、近くの村々に悪行を働いていました。その鬼を退治したのが「坂上田村麻呂」という人です。

鬼退治を成し遂げた田村麻呂はここに観音様を祀って、感謝と平和を願ったというんですね。それが806年、という古い昔のお話です。

このお堂の中に「観音様」がおられます。

お賽銭を入れてお参りしてきました。

猿飛佐助の「猿飛岩」

遊歩道は枯葉が積もっていて歩きにくい、滑る、しかも細い。「落ちたら死ぬな」と思いながら歩いていると出て来たのが「猿飛石」

真田十勇士の中でも人気者「猿飛佐助」がこの岩を飛び回って修行したとか何とか・・本当ななのか!?(ちなみに十勇士は架空の人物のようですが)

画像では見えないんですが、この岩はめちゃくちゃ高い、そして下は深いので見てるだけで足がすくみます。

小さい頃忍者に憧れて遊んだ思い出がありますが、あの忍者のスタイルでここで岩を乗り越え、颯爽と風を切る自分の姿を想像すると笑えます。くのいちになってみたかったな~笑

遊歩道は細い道なので気を付けて歩く方が良いです。

途中で様々な巨岩、奇岩に出会えました。そして下の方の山並みは紅葉が綺麗。

時々見かける岩の中に出来ている穴、これらは縄文時代の人達が暮らしていた住居跡だそうなんです。

この寒い、標高1000m以上のこの地で半裸の人達が住んでいたなんて驚きですね。その時代に生まれなくてよかった。

この角間渓谷の奇岩は、火山が噴火して溶岩が流れた時に押し出されて出来た様です。

角間渓谷の清流と一っぱい清水

遊歩道を下ってくると駐車場付近に戻ってこられます。

道を挟んだ側には角間の清流が流れていますが、水は透明で透き通り非常に美しい。

夏はここで過ごしたらきっと涼しくて気持ちが良いはず。

「一っぱい清水」は岩屋館に向かう手前、道路の右側脇にあります。

竹の蛇口からはこんこんと水が湧きだしている様子を見る事が出来ますが、ここは真田幸村が喉を潤した場所。

その水の美味しさに満足した幸村は、茶をたてる際にはここの水を使っていました。

真田町のお水は確かに美味しいです。何か所か「水汲み場」があって、山からしみ出る湧き水を汲めるんですが、夏でもひんやりとしてそれはそれは美味しいです。

ひとしきり岩に座って瞑想してみました。

澄んだ空気が呼吸と共に身体中に広がって、デトックスされたように感じます。鳥の鳴き声と風を感じて過ごすのは心身ともに良いですよね。

怖い程の静けさもあって、下界の喧騒から完全に離れられます。仙人になれるかも‥雰囲気抜群な角間渓谷です。

角間渓谷基本情報

*所在地

長野県上田市真田町長

*「岩屋館」所在地

長野県真田町長2868

*電話番号

0268-72-2323

*岩屋館のホームページはこちら

真田の里の隠し湯として名高い角間温泉は、心臓や胃腸の湯治場としても広く知られています。俗塵を寄せ付けない厳しい大自然の中に沸く温泉をお楽しみ下さい。

アクセス

*車で

上信越自動車道「上田菅平インター」下車、国道144号線を菅平方面に向かって真田町へ約20分

*電車で

北陸新幹線「上田駅」下車、菅平行きバスに乗り換えてバス停真田下車、その後タクシーおよび「岩屋館」送迎バスをお使い下さい。

*地図

まとめ

角間渓谷は歴史と大自然が素晴らしい秘境。

真田十勇士の面影や鬼伝説も面白いですし、大自然の中を遊歩道巡りしてみるのも最高。普段は見る事の出来ない風景に出会えます。

階段に上ったせいか、その後2,3日は酷い筋肉痛に見舞われましたが、良き思い出になりました。

秘境ファンの方には絶対にお勧めの渓谷、そして温泉ですので、一度お出掛け下さいませ。

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