*こちらのお店は閉店しました。
上田市袋町の細い路地。
古びた古民家にかかる昭和レトロな看板と「ラーメン」のノレン。
不思議な偶然で見つけたこのお店、画廊と中華そばが合体した「サツマ」です。
ここのマスターが自称「山下清」、というだけあって非常に個性的で面白い方なんですが、画家さんです。
お店は夜10:00から、という事で、今回はいつもと趣向が違う番外偏。個人的趣味も入っているので、昭和レトロな雰囲気がお好きな方はご覧ください。
ラーメンは食べていませんが、お店の造りが昭和の映画に出て来そうな面白さなのでご紹介しようと思います。
画廊&中華そば「サツマ」
上田海野町商店街、自慢焼きのお店辺りから北へ、細い路地を入って行くと右側にあるのがこのお店。
木造の古い建物で、普段なら気にも留めずに通り過ぎるはずだったんですが・・・。
たまたま店の外装を修理していたマスターを見かけ、何故かおしゃべりする事になりました。
2階部分から垂れ下がる「すだれ」の感じとか、店回りの看板が昭和でレトロなので興味が湧いたのです。
昼下がりの袋町のひなびた感じとマッチするこの看板。昭和のグッズ収集家さんから譲り受けたのだとか。
愉快な話っぷりのマスターがお店の中も見せてくれました。
さつま店内
中華そばのノレンとこのカウンター。重なった丼ぶりがまさに昭和だな~。
扇風機もいい味出してます。
映画のセットみたい。
中華そばの味も値段も不明です。行った事のある方は是非教えて下さい。
画廊
店の中には画廊もあります。
壁いっぱいに飾られた油絵は、どれも素敵でした。中央付近に飾られているのは袋町の夜の風景。これが独特のタッチで特に良かった。
マスターは全国各地を旅して絵を描いているのだそうです。
絵葉書に書いて自宅に送る事も多いのだそう。
確かに「山下清」ですね~。
「裸の大将放浪記」、若い方はご存知ないかもしれないですね・・・。
「お、おむすびが好きなんだな~~~~」ってやつ。
面白くていつも見てました。
昼間の「袋町」の風情
モノクロで写してみました。
手前にいるのがマスター。奥でほほ笑むおばちゃんとのんびり会話しています。
こういう雰囲気、好きだな~。
私も歳とったのかな・・・・(汗)
まとめ
袋町にある「サツマ」は、一杯飲んだお客さんが〆にラーメンを、というお店です。
とにかくマスターが愉快な人で個性的、面白い。
機会があったら行ってみて下さいね。画廊も必見の価値ありです。
営業時間の詳細、定休日、その他色々は不明です・・・。