自家製キムチを作ろう
キムチ、お好きですか?私は大好きです。
時々無性に食べたくなるんですよ、で、スーパーに買いに行くんですが、メーカーによって味が違います。
私的な好みは余り甘くなく、辛さが強めで酸味が強い物。
市販のキムチは大抵私には甘過ぎる。という事で最近はもっぱら自分でキムチを漬けてます。
自分でキムチ?と思われるかもしれないんですが意外と簡単に出来ますし、自分好みに調整が効くので非常に嬉しい。
市販品に負けない位に美味しいキムチを漬ける事が出来るので、初めての方でも是非チャレンジしてみると良いかもしれません。
キムチは乳酸菌タップリで身体にも良い食べ物ですので頻繁に食べたいですよね。
キムチの栄養学
キムチと言えば唐辛子、唐辛子と言えばカプサイシンです。
カプサイシンは唐辛子のあの辛味に含まれる成分で、代謝促進、脂肪燃焼、肥満予防に効果があります。
ダイエットしたい方にはうってつけの食品です。
そしてなんといっても乳酸菌です。
キムチには植物性の乳酸菌であるラクトパチルス乳酸菌、という物が豊富にふくまれているんです。
このラクトパチルス乳酸菌は腸の中のビフィズス菌を増やしてくれる作用があり、腸の環境を改善、便通を良くして腸内環境を整えてくれます。
更にビタミン類も豊富。
白菜やニラ、ニンニクなどに含まれるビタミンB群、ビタミンⅭ、などが身体のエネルギーの代謝を促進して疲労回復に役立ちます。
勿論美容面でも効果的、美肌に効果があるとされています。
キムチを食べると辛さで汗をかきますが、血行が良くなり、身体に溜まった毒素を排出してくれる作用もあるんですね。
自家製キムチの作り方
それでは作り方です。
まずは材料を揃えましょう。
:白菜 1kg
:ニラ 一束
:人参 2分の1本
:りんごか梨 80g
:にんにく 15g
:生姜 15g
:長ネギ 20g
:韓国唐辛子粉 大匙2
:白ごま 大匙1
:砂糖 大匙1~1.5
:ほんだし 小さじ1
:ナンプラー 20ml(アミの塩辛を使っても良いです)
:塩 35g
:水 140cc
作り方
1:白菜1Kgは綺麗に洗います。葉を一枚一枚剥がして洗って下さいね。
2:暫くそのままザルに入れて水気を取ります。
3:乾いたらボールに移し、塩35gと水140ccを入れてよく混ぜます。
3:混ざったら白菜の上に落とし蓋、もしくは平べったいお皿をかぶせ、その上に重めの石を乗せます。石が無ければダンベルでも割れたコンクリートでも何でも、重い物を使って下さい。
4:そのまま役2時間放置します、周りに水が上がって、食べてみて「少し塩っけがあるな」位。ザルに開けて水を切るために再び放置、大体2時間位です。
その間にヤンニョムを作ります(キムチの元ですね)
1:りんご、またはナシ、ニンニク、生姜をミキサーかフードプロセッサーでペースト状にします。
2:長ネギは適当に輪切り、ニラも食べやすい長さにカット、人参も細く食べやすい長さにカットします。
3:ほんだし、唐辛子粉、ゴマ、砂糖、ナンプラーと上記のペースト、カットした野菜全てを手で良く混ぜておきます。
これでヤンニョムは出来上がりです。
後は水気の取れた白菜一枚一枚にこのヤンニョムを塗り込み根本からクルクルと巻いて保存用のガラス瓶、もしくはタッパーなどに入れていきます。
巻き終えた外側にもヤンニョムを塗ったり、入れ物の中に入れる度に足してあげます。平均にヤンニョムが白菜に着くようにしてくださいね。
それを冷蔵庫に入れて発酵させていきます。
乳酸菌は元々白菜に付着していて、それが発酵していきます。唐辛子は雑菌の繁殖を抑える働きがあるので上手く発酵してくれるんです。
大体3日後から食べられます。半日程で食べても問題ないんですが、ちょっと時間をかけてあげるとキムチらしい本格的な味になってきます。
まとめ
自家製キムチの作り方は難しそうに見えますが作ってみると意外と簡単です。
自家製だと安心して食べれるのが嬉しい所です。
自分で作れるなんてちょっと感動ですよね~、人におすそ分けしてみると喜んでもらえると思います。
保存期間なんですが、我が家はこの量なら1週間位で食べてしまうので何とも言えないんですが、結構持ちそうです。
味が変わってきたらキムチ鍋やキムチ豚、キムチチャーハンなど、火を通して食べるメニューで食べれば問題ありませんし、美味しいです。
是非試してみて下さいね~。