昨日東宝シネマズ上田で先行上映が始まった映画「兄消える」、2回目の上映を観て参りました。
オール上田ロケという事で、上田では大変盛り上がっている映画です。
上田の街中はポスターやら垂れ幕やらが凄いですね。
出演されている俳優さんは柳澤愼一、高橋長英、そして上田市出身の女優土屋貴子、他というメンバー。
そして監督さんは西川信廣。
映画ですが、もう本当に上田でした・・( ゚Д゚)
「ああ、ここ、ここ」
「へ~~、こんなところで?」
と終始感心しながら観させて頂きました。内容的には色々と思う所もありましたが、映画についての情報をあれこれ、そしてちょっとだけ私の独り言などご紹介してみます。
兄消えるのチケット割引券
チケットは昨日上田の商工会で割引券を¥1,000で購入しました。上田市民の方は特別割引でチケットが買えますが、数量限定なのでお早目にゲットしてください。
上田の商工会議所、観光会館の売店、国際音楽村、ゆきむら夢工房その他色々な場所で販売中です。
詳しいお問い合わせは
信州上田フィルムコミッシン0268-71-6075までどうぞ!
「兄消える」、観に来ている客層は?
で、昨日初日のお客さんの入りですが、満員御礼でした。
しかも99%がシニアの方々。
中年は私含めても2~3人いたかいないか?若い方は皆無でありました。
映画のキャッチコピーが「超シニア世代の青春寓話」ですからね。これは致し方ないですわ。
近頃は海外でもシニア系の映画が流行っているようで、そんなご時世なんでしょうかね。
映画のストーリー
町工場を細々と続け、100歳で亡くなった父親の葬式を終えたばかりの76歳の真面目な独身、鉄男のもとに、40年前に家を飛び出した80歳の兄・金之助がワケあり風の若い女、樹里を連れて突然舞い戻ってきた。その日以来、奇妙な共同生活を始める3人。
やがて金之助の過去や樹里の素性が明らかとなる中、兄と弟それぞれの胸中に静かな確執とともに「故郷」や「家族」への思いが蘇っていく̶̶。引用:「兄消える」公式HP
内容はこんな感じです。
ご高齢の俳優さんお2人の演技も良かったんですが、女優の土屋さん演じる樹里が中々素晴らしかった。
そして以下が予告編です。
独り言をちょこっと
シニアの方には大変喜ばれる感じの映画かな~。ましてや上田市民にとっては感情移入出来る場面の多い事。
映画の一番最初に「大星斎場」、そこから上田駅、千曲川堤防やら袋町・・・相生食堂に喫茶コロナ、キッチン樹さん・・・そして堤防沿いの工場や銭湯「柳の湯」・・・。
なんだか気恥しくなるほどに上田を堪能出来ます。
多分私はそういうロケ地だけに着目して観たせいなんでしょう、「涙した人が多い」という程の感動は特に感じませんでした。
なんというのか・・・よくあるストーリー。笑える場面や感動的な場面もありますが、いま一つ足りない感?違和感?を否めませんでした・・・(あくまで独り言ですが)。
日本映画的で人情味溢れる昭和が色濃い映画であります。
という訳で、ご興味ある方は是非ご覧ください。
全国で上映予定です。
「兄消える」公式ホームページは以下からご覧になってみて下さいませ。