手作りシロップで食べる安心なかき氷を
暑い日が続くと食べたくなるのがかき氷です。
真夏の太陽の元、シャリシャリとした食感な冷たーいかき氷はたまらない美味しさですよね。
夏のお祭りに出掛けると、必ずと言っていい程食べるかき氷なんですが、その種類の多さには驚きます。
定番のイチゴ味、メロン味、レモン味を始め、ブルーハワイ、抹茶、オレンジ、コーラ、それに色鮮やかなレインボー味なんかもあります。
子供達はカラフルなかき氷を見た途端にテンションが上がり、「買って~」とせがむ事が多いので、「たまにだから良いか~」と買ってあげます。
確かに美味しいですが、この色鮮やかなシロップ、いったい何から出来ているのか考えた事ってありますか?
あまり意識せずに購入してしまうかき氷、今回はそのシロップについて色々と調べてみました。
色鮮やかなかき氷シロップの原料
シロップの種類にもよりますが、主に使われている物を見てみると
*ぶどう糖果糖液糖(人口甘味料)
*着色料(タール系色素。コチニール色素など)
*香料
*増粘多糖類
*調味料
*保存料(安息酸、パラオキシン安息香酸)
*ph調整剤
*酸味料
などです。これ、全部添加物ですよね、自然な物は一切入っていません。
ぶどう糖果糖液糖は砂糖だと勘違いしてしまうかと思うんですが、実は人口的に作られている甘味料です。
原料のトウモロコシはほぼ遺伝子組み換えです。
摂り過ぎにより糖尿病になる危険性がありますが、コンビニなどで売られているジュースにもほとんど入っていますね。
そして着色料、イチゴの場合は「コチニール色素」という物が使われているんですが、これ、何から作られているのかと言いますと、「虫」です。
南米のサボテンなどに着く虫でエンジ虫と言います。これを潰すと鮮やかな赤い色が出るんだそうで、この虫を乾燥させて粉末状にしたものがコチニール色素。これで赤く着色されているんですね。
このコチニール色素には、じんましんや痒み。急性アレルギー(アナフィラキシー)の症状が出る事があると言われていて、注意が促されています。
その他の添加物に関しても調べて頂くと分かりますが、決して安心して体内に取り入れられるような物には思えません。人間に対してどのような影響があるのかはっきりしない物は出来るだけ口に入れない事です。
自然からの恵みではなくて、人工。
品質を維持する為、綺麗に見せる為、香りを付ける為、に色んな物を入れなくてはならない訳です。
安全だとする声もある事は確かですが、これら添加物は昔は無かった物です。
今現在の私達はまだこういった添加物を摂取し始めたばかりの人類ですから、今後どんな展開になるのかは誰にも予測不可能です。
何故今子供達にアトピーやアレルギーが増えているのか、原因がハッキリしないうちに安全だと言える事など出来ないですよね。
手作りのかき氷シロップ
という訳で、我が家でも安心安全なかき氷を子供に食べさせたいと思います。
かき氷のシロップはちょっと手間をかけて、手作りしてみましょう。
簡単に出来たら嬉しいですよね?
では例えば・・・
削った氷の上にすぐにかけられる物として
*ハチミツ
*練乳
*ココナッツミルク
などが簡単ですぐに出来る物です。
そしてちょっと手間をかけて・・・
*インスタントコーヒーに砂糖を入れて溶かし冷やしたもの
*小豆を煮てあんこを作り、白玉やカットしたフルーツ、砂糖を煮溶かしたシロップをかける
*100%のフルーツジュースを煮詰める
*安全な無添加ジャムを水で伸ばす
*抹茶を溶いて砂糖を入れてかけ、アンコなどを乗せる
など色々できますよ~。
私のお勧めは、ココナッツミルクがけのかき氷です。甘さが欲しい場合は砂糖を入れて混ぜてからかけます。
白玉とフルーツ、アンコを乗せて食べるとまさにアジアンなテイストで、南国気分で食べられます。
是非お試しあれ。
市販のものでも無添加のものがありますのでチェックしてみて下さいね。
無添加 かき氷 シロップ 3種類セット いちご ブルーベリー りんご 信州自然王国
まとめ
夏はやっぱり食べたくなるかき氷、シロップにさえ気を付けて手作りすれば安心で美味しいものが食べられます。
子供達にとってもお母さんの手作りシロップはきっと嬉しい物に違いありません。
私も面倒くさがらずに自然なおやつを作って行きたいな~と思っています。