昭和の香り漂うレトロで美しき喫茶「アベ」は松本駅程近くにあるお店。
蝶タイのマスターが腕を振るう珈琲が香しき郷愁を誘うのです。
ジャズピアノ流れる店内はレトロでセピア・・・。
「ああ、これぞ昭和」
この雰囲気、たまらない~~~~!
という事で、今回は松本市です。
松本には喫茶店がとっても多いのですが、とりわけこんな感じの昭和チックな古き良き喫茶がかなりの数あるんですよ~。
これを求めてついつい三才山トンネルを超えてしまうわたくしでございます。
今回ご紹介する「アベ」、創業60年という老舗でして、現在は3代目のお若いマスターがいらっしゃいます。
さて、どんなお店なのか・・・
短い動画も入れてますので是非、ご覧ください。
松本市「珈琲美学ABE(アベ)」
松本駅から真っすぐ伸びる道を少し歩くと、右側の奥まった場所に見えるのが「アベ」。
国府町という信号のちょっと手前です。
レンガ造りの外観とオレンジ色のランプが目印で、入口からすでに「琥珀」な雰囲気。
入る前から何故かドキドキしてしまう程素敵な外観でございます。
アベ店内
中に入るとそこは既に異空間。
このランプ・・・・
オレンジがかった空気の色。
そしてこの布張で重厚な椅子です。
カウンターにいるマスターは真っ白なシャツに蝶ネクタイというね・・・
わたくしゆ~みん、この雰囲気に完全に飲まれてしまう訳です。
レトロなインテリア。
格子窓から見える曇り空、ステンドグラスのランプから漏れる光。
なんかほら、昭和の美しき女優がね、タバコをくゆらせながら珈琲をすする。そんなイメージが頭に沸いてきてしまうのであります。
ハイヒールで洒落たスーツに身を包み、真っ赤な口紅のついた端正な横顔・・・。
妄想に浸る私でありました。
*店内は全55席、禁煙ですが、外の店の入り口辺りに喫煙スペースがあります。
アベメニュー
珈琲のメニューがこちらです。
珈琲通の方なら選ぶのも楽しいでしょうね。
豆の産地はコロンビア、ブラジル、スマトラ、イエメン、キリマンジャロなど。
ストレート珈琲、ブレンド各種、カフェオーレやカプチーノなどのヴァリエーション。それにアイス各種があります。
こちらはソフトドリンクとトースト、サンドイッチなどの軽食とデザートのメニュー。
レモンスカッシュとかクリームソーダとか、いいですな~~~。
ピザトースト、ジャムバタ―トースト、ミックスサンド。
パフェにケーキと、喫茶の王道メニューが並んでます。
アベはモーニングも有名で、そちらは別メニューになっているようです。私が伺ったのは午後の時間帯だったため、モーニングメニューはありません。
それにしても・・珈琲メニューに書かれた文字に痺れましたね・・・
悪魔の様に黒く、恋のように甘いコーヒーを
モカパフェ
アベに来たらまず食べたいこの「モカパフェ」¥750。
バニラアイスと珈琲アイスがそそり立ち、中央にコーヒーゼリーと生クリームがドッカンと乗せられてます。
今回は友人と3人でシェア~。
珈琲アイスは濃厚なコーヒーの香り。生クリームとゼリー、そして2種のアイスを混ぜながら口に運びます。
舌の上でとろけるクリームと、苦みのあるゼリーのサクサクとした食感・・・
「あ~~~~幸せ~~」
*パフェとドリンクを一緒にオーダーした場合¥100引きになります。
本日のおすすめ珈琲
アラブの豪華な王宮を思い起こさせるような、足のついた厳かな金と赤茶色のカップ。
ここにサイフォンで淹れた珈琲をスタッフの女性が注いでくれます。
このカップ、中東の王族にでもなったような気分にさせてくれる・・・。
また妄想・・・
持ち手の部分がかなり上についていて、人差し指と親指で支えるのが結構大変ではありましたが、セレブな気分になれてご満悦です。
コーヒー豆の産地と味の説明をスタッフの方がしてくれましたが、話をしていて聞きそびれました・・
味ですが、酸味のきいたちょっと癖のある珈琲でしたが、美味しかった~。
それでは以下より店内の動画、短いですがご覧ください~。
アベ店内動画
松本市珈琲美学「アベ」営業時間と場所
*所在地
長野県松本市深志1丁目2-8NOVAビル1階
*電話番号
0263-32-0174
*営業時間
7:00~19:00
*定休日
火曜
*場所
まとめ
昭和の喫茶「アベ」、この雰囲気、是非味わってみて欲しいです。
時を忘れてぼんやりと珈琲をすするのが良い感じ。
松本にお出かけの際は立ち寄ってみて下さい!