青木村「木まま屋」ミルクフランスで感じる天然酵母パンの魅力

青木村の「木まま屋」へ。

天然酵母のパンを週2日だけ販売している小さなパン屋さん。

青木の山の中にわざわざ出かけてまで買いたくなるのは、ここのパンにしかない美味しさのせい。

何を食べても美味しいのです。

私の友人の1人は「世界で一番好きなパン」と豪語しているくらい…

 

女性が1人で切り盛りするこのお店、築100年程の蔵の中に様々なパンが並びます‥‥

この日はお昼をまわってからの訪問で、ほぼ完売状態でした。

かろうじて買えた、店の一番人気だという「ミルクフランス」、そして米粉のマフィンとフロランタンを食レポ。

さらに、天然酵母のパンの魅力などについても語ってみようかと思います。

 

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青木村「木まま屋」

上田市街から青木村方面143号線、青木郵便局とバスターミナルがある辺りを右折して道なりに。

すると右側に看板が見えてきます。

駐車場は店舗手前辺りの草むら?っぽい場所。一応線が引かれてます。

車を停めて店に向かって歩いて行くと、白黒の可愛らしい猫ちゃんが「ナ~オ~ン」と鳴きながら出迎えてくれました。

田舎の風景と猫…なんか好き♡

店内

扉を開けてスリッパに履き替えて…

「あ…」

「すみません、もうこれだけで・・・」

と店主女性。

11時に開店して、12時過ぎにはこんな状態です。

本来なら中央のテーブルや窓際に沢山のパンが並んでいるはず。

お取り置きを頼むべきですね、今回は急に思い立っての訪問だったので仕方ないです。

でも、なんか見方を変えると、このガランとした蔵の内部が凄くお洒落に感じたりして。

木工の雑貨が置いてあったり、飾られた絵がシュールだったり。

崩れそうな土壁に哀愁があったりね。

店主様のセンスなんだろうな。

きままや

焼き菓子類が残っていたので、大好きなフロランタンを購入。

1つだけ残っていた米粉のマフィンも。

ミルクフランスは特別に、材料の残りがあるのでと言って店主様が作って持って来て下さった。

丁寧にお礼を言って店を後に。

ミルクフランス

普通は長細いミルクフランスを想像しますが、こちら「木まま屋」さんのミルクフランスは真丸。

そして練乳の風味タップリなクリームがズッシリ。

ミルキーで甘くてネットリとしたクリームが、ふわりとモッチリしたパンに挟まれてます。

このパン生地、これが「木まま屋」さんのパンの特徴。

とにかくシットリフンワリ、滑らかでモッチリしてる。

酵母はリンゴ、そして青木村産の米から。

小麦粉は北海道など国産。

 

やはり酵母によって、店舗によって、味が全然違います。

 

私が好きな天然酵母パンは、東信地区ならツルヤで販売されている「まるた」さんのパンがありますが‥

「まるた」さんは醤油糀からの酵母で、ものすごく香ばしい匂いがしますし、どこか和風なテイストなんです。だからアンコが合う。

 

「木まま屋」さんのパンは至極上品。米とりんごの繊細さのせいなんでしょうかね。

そのせいでお惣菜系のパンもものすごく合うし美味しいです。

 

イースト発酵のパンとの違いはこの辺りで、それぞれの店の特徴を楽しめる、という魅力がありますわ。ルヴァンさんなんかも特徴的ですよね。

米粉マフィンとフロランタン

 

賞味期限は、米粉ゆえ固くなってぼそぼそになってしまうので当日のみ、という米粉マフィン。

クランベリーとチョコチップ入り。

大きくて食べ応えのあるマフィンで、米粉らしからぬシットリとした食感が美味しいです。

カリカリにキャラメリゼされたアーモンドスライス、生クリームの入ったしっとり濃厚な生地が最高なフロランタン。

バターの濃厚な風味がたまりません。

ウマすぎ!

「木まま屋」さんのパン、色々ありますが惣菜系のパンも更に美味。おススメです。

以前数種のパンをご紹介しております、こちらも良かったらご覧下さいませ↓

青木村「木まま屋」の天然酵母パン・「うまいな~」

「木まま屋」、インスタはこちら↓

青木村「木まま屋」営業時間

*所在地

長野県小県郡青木村村松1985‐2

*電話番号

090‐8093‐1570

*営業時間

11:00~(売り切れ次第終了)

*営業日

水・土曜日

まとめ

青木村の小さな天然酵母パンの店「木まま屋」、営業日はお早目にお出かけ下さい。

人気店です♪

青木村のパン、こちらもいかが?↓

「MasAoki Bakery」青木村発・素敵パン屋さんのクロワッサンサンドイッチ

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