「二年参り」は長野県民にしか通じない言葉だったのか?

ninenmairi

こんにちは、ゆ~みんです。

今日の話題は「二年参り」について。

我ながらビックリした出来事があったのでお知らせしようと思います。

つい先日の事、インターネット上で仲良くなったとある女性がいまして。

お互い会った事は無いのですが、国際結婚しているという共通性があったのですっかり仲良しになりました。

何度もメールのやり取りをしていたある日、年末の予定についての話題になったんです。

そこで私は、「今年は近くのお寺へ二年参りに出掛けようかと思ってるの」とかき込みました。

すると・・・

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「二年参り」は全国区では通じない

ninenmairi

その後、「あ~~、あなたって長野県の人なんだ」

と返事が来たんです。

「へ?」(゚∀゚)

なんで分かったの?住んでる場所はお互いにまだ知らないはず・・・。

( ゚Д゚)・・・・汗・・・

なんとその友人、「二年参り」の意味が分からなかったので、ネットで検索したというのです。

そうしたらですね、「二年参り」という言葉は「長野県」もしくは「新潟や群馬、島根、福島の一部」辺りでしか使われていない、と出て来たらしいんです。

しかも、「二年参り」という言葉を使ってインターネットで寺や神社を検索しているのは、圧倒的に長野県民なんだとか。

彼女が何故私が長野県民だと分かったのか…そこでようやく気が付きました。

私の住んでるところは標高が高くて寒いの~~~と言った事があったし、そりゃ分かりますよね。

それよりも何よりも、「二年参り」という言葉が全国的な言葉だと思い込んでいた私、めちゃくちゃ驚きましたよ。

「二年参り」って・・全国の人達には通じない・・・・(´-ω-`)

二年参りを全国的には何というのか?

ninenmairi

全国的にどうなの?二年参りってしないの?と疑問に思って調べてみると・・・。

そもそも「二年参り」という言葉は無く「初詣」だけ、という所の方が多いようなんですよ。

年明け1月1日の0時を狙って初詣される方は沢山おられるし、除夜の鐘を突きに出かける方も多い。

ただし長野県民のように「大晦日と元旦をまたぐお参り」というのが当たり前になっているところは珍しいという事ですね。

仏教関係の方々なら全国的にも「二年参り」は当然の事として知られてはいるらしいんですが。今現在はこの言葉、一部の地域にしか残されなかったものとされています。

二年参りというのは,大晦日の夜、元旦になる0時前後にお参りする事ですよね。

で、人によっては明けた元旦の昼、また「初詣」に行ったりするじゃないですか、長野県民。

実際「二年参りすれば徳が積める」とは言われているそうですので、それなら良い事は良いですかね。

寒い寒い夜のお出掛けですが、長野県民にとっては「徳積の詣で」です。

二年参りの正しいやり方とお賽銭の額は?

ninenmairi

二年参り、どうやってするのか正しいやり方をご存知でしょうか?

まずは大晦日、神社やお寺でお参りし、年が明けた元旦にもお参り、もしくは参道にいる事。

お参りの仕方ですが・・・

手水で身体を清める。

賽銭箱の前で一例、その後お賽銭を入れる。

二礼二拍手一礼。

普通にお参りすると場合と同じです。過行く歳月への感謝、来年への希望などを願います。

さて、お賽銭、毎年どうされてますか?

実は10円玉は十円(遠縁)と呼ばれるので良くないんです。

それと500円玉、これも「これ以上の硬貨(効果)が無い」としてあまりよくないのだそうです。

知らなかった~~~びっくりですね。500円玉って何となく良い感じがして結構入れてましたよ。

では良いものはといいますと。

5円玉

です。

5円玉にはご縁があるとされていまして、5円玉2枚なら「重ね重ねご縁あり」、5円玉8枚なら「末広がりでご縁があり」

なのだとか。

今年からは5円玉を山盛りにして入れようかな・・・。

まとめ

二年参りが長野県民特有の行事だったとは、かなり驚きました。

そうなるとなんとなく愛着がより湧いてきませんか?

今年は二年参り、改めて行ってみようと思います。

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