上田市旧北国街道柳町にて、名取製餡の「くるみおはぎ」はいかがでしょうか。
古い街並みを眺めながらゆっくりと頂くおはぎ、なかなか情緒がありますよ~。
一つ¥200で食べれるくるみおはぎは風味豊かで美味しい~~。それに韃靼(だったん)蕎麦茶にお漬物も付いて来てほっこり。
上田市で創業100年以上という老舗あんこ屋の「名取製餡」さんが、柳町に2018年秋から可愛いらしい店舗を出店。
おはぎ以外にも最中や十割蕎麦の羊羹なども楽しめます。
観光で訪れた方も、地元民でも食べたくなる名取製餡くるみおはぎ、ご紹介します。
名取製餡「くるみおはぎ」in 柳町
上田市の柳町と言えば、江戸情緒あふれる古き町並みが美しい観光名所です。
かつては旅籠屋や商屋が立ち並んでいた古い家並み、現在は今時のお洒落な店舗として存在します。
そんな柳町通りの真ん中辺りにあるのが「なとりのおはぎ」の店。
道を挟んだ向かいには有名処の店舗も並んでます。レトロなカフェ「森文」さんに、天然酵母パンの「ルヴァン」さんなどなど。
さて、こちら名取のおはぎ店舗、以前は「餅屋伝助」さんの販売店だった場所なので、地元の方はお分かりになると思います。
赤い敷物のある長椅子、赤い番傘が飾られていて、純和風なお茶処といった外観。この外にある長椅子に座って「くるみおはぎ」を頂けるようになってます。
くるみおはぎの味
おはぎはこのようにパック入りでも販売されています。
くるみだけの物、あんこのおはぎが入った物もありました。3個で¥510。
餅米は米処上田塩田平産で、毎日手作り。粗目に砕いてある「くるみ」が沢山まぶされていて美味しそう~。
店先におられたエプロン姿のお姉さまお2人、タッパー入りの野沢菜漬けも一緒に出して下さいました。
そうそう、このタッパー入りの漬物を気前良く出してくれるところ、これが信州らしさですよね。
くるみおはぎですが、カリカリとしたクルミの下に、さらにクルミ餡入り白餡が敷かれていました。
味噌のような風味も感じます。
おはぎ自体はモッチモッチでネットリ。
「おお~~美味しい~~」
野沢菜をハリハリと頂きつつ、韃靼蕎麦の香ばしいお茶をすすり、おはぎに舌鼓。
おまけにお姉さま達とおしゃべりも。
最中、羊羹などなどお土産にも
店舗のショーケース内には「あんみつ」「くるみ羊羹」「栗きんとん」などが販売されていました。
「桑の実のジャム」「桑の実の羊羹」も。
かつて養蚕が盛んだった上田市は、桑の実が有名です。お蚕さんが桑の葉を食べますので以前は多くの桑畑がありました。
桑の実は赤黒い果実で、熟れたものは甘くて美味しい。子供の頃は学校の帰り道に採って食べたものです。
お姉さまが試食用として、爪楊枝に刺さった一口大の羊羹、お菓子などを提供してくれます。
十割蕎麦の羊羹や、黒豆のお菓子、あんこ入りの最中はとても美味しかった~~。
最中の皮は特に香ばしくてサクサクとして美味。抹茶、クルミ、桜、北海道粒あんなど数種類があります。
老舗名取製餡さんのこだわり土産、是非お手に取って見て下さいね。
おはぎも最高でした、ごちそうさま!
なとりのおはぎの場所
*所在地
長野県上田市中央4-8-11
*営業時間、定休日などは確認次第掲載します。
*場所(餅屋伝助さんのままになってます)
まとめ
上田市名取製餡さんの「くるみおはぎ」、観光でお越しの方なら是非ともご賞味下さい。
地元民でもウエルカムな素敵なお店でした。
柳町に関しての記事は以下のものもご覧くださいね。