佐久市岩村田にある昭和レトロな喫茶「花星(はなぼし)珈琲店」。
開店から40年程という佇まいは、まさに私が追い求めている堂々たる昭和風情を感じさせてくれました。
流れる緩やかでオールドなBGM、くすんだ色合いの壁紙と床。
長い歳月をこの店で過ごしてきた店主さん夫妻の横顔。
何とも言われぬセピアな空気感に癒されるお店です。
古めかしいメニューの数々に喜々としながら、ウインナ―コーヒーとピザトースト、珈琲ゼリーパフェなどを堪能して参りました。
昭和が大好きな貴方のために♪ご覧ください。
佐久市「花星珈琲店」
喫茶「花星」は、岩村田商店街から少し入った住宅街の中に存在します。
地図はこちらから↓
駐車場は店舗向かって右横。数台分がありました。
店内
扉を開けると懐かしい香り。日差しを浴びた古い、ちょっと埃っぽい、ワクワクするような匂い。
そして年代物のソファーと木製のテーブル。
床一面の絨毯は、長い年月の間に多くの人々に踏みしめられ、柄も色もハッキリしない程に擦り切れていました。
アーチ型にデザインされた天井の辺りには、亀のはく製・・・、それに漫画本。
昭和な喫茶らしいカウンター席。
この椅子、これ・・良いよなあ。
入口扉の四角い窓から漏れる光の感じ、淡い、ゆったりとした感じがたまらんです。
奥、北側のテーブル席もこのような状態。変色したレースのカーテン、煙草のヤニで焼けた壁。
古い、実に古いんですが、これにシビレル年代な訳でして。
歳取ると、過去を取り戻しに行きたくなるものなのでしょうか?思い出の中の、あの頃の若い自分に浸りたくなるんですね。
そんな年なのかあ…私・・・否、まだまだイケるぜ~~~などとね(爆)。
メニュー
花星のオリジナルブレンドは¥380。昔はいくらだったのかな?
その他ストレート珈琲はブルーマウンテン、スマトラマンデリン、キリマンジャロなどなど。
カフェオレからモカジャバ、ブランデー入りのカフェロワイヤルなど。
紅茶メニューも色々です。昆布茶とレモネードは昭和な喫茶にはマストですね。
そして、フレッシュな果物をミキサーにかけるジュース類(オレンジ、バナナ、トマト、レモン)。
メロンソーダやらオレンジフロート、パフェにアイス、ゼリー。
モーニングもありますし、トースト類、スパゲティ、ホットサンドとサンドイッチ、ピラフにピザ。
「懐かしい・・・・」
これぞ昭和喫茶メニュー!
しかもこのお値段!?スパゲティもピザも¥600前後と非常にリーズナブル。
さて、色々悩んだ挙句、ウインナ―コーヒー、珈琲ゼリーパフェ、ロイヤルミルクティー、ピザトーストを友人とオーダーしてみました。
珈琲ゼリーパフェ
「おおおお」
昔ながらの赤いサクランボ!
タップリ生クリームとバニラアイス、そしてプルンプルンの珈琲ゼリー♪
苦みのあるゼリーに絡むアイスとクリームのハーモニー・・・・ウマ~~(涙)
ピザトースト
厚いトースト、サラミ、ピーマン、コーン、、玉ねぎ。
ピザソースは・・・そう、あの味(分かる人には分かるはず)。
ウインナ―コーヒー&ロイヤルミルクティー
このロイヤル感溢れるカップに見とれる事しばし・・。
口に含むと、生クリームの泡が上唇にモッタリと張り付く~。
ミルクの香りとコク、珈琲の香ばしさ、ウインナ―コーヒー・・・美味しいわ。
ポットからレトロで素敵なストレーナーで茶葉を濾して注ぎます。
このミルクティー、香りがとてもよくて本当に美味しかった。
ドリップ珈琲を煎れるマスターの画像。
こういう姿、昔はどこの喫茶店でも見る事が出来ていたように思います。
年齢を重ね白くなった髪、喫茶店のマスターとして今最高な時かと。
奥様も人懐こいタイプの方でして、居心地の良い店でありました。
いつまでも続けて頂きたいお店です。
ごちそう様でした。
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佐久市「花星珈琲店」営業時間
*所在地
長野県佐久市3162-86
*電話番号
0267‐68-1066
*営業時間
8:30~22:00
*定休日
毎週日曜
まとめ
佐久市岩村田の喫茶「花星珈琲店」。昭和の香りを楽しみたい方には最適なお店です。