千曲市「武水別神社」で参拝と名物「うづらもち」

千曲市の「武水別神社」へ参拝に。

「八幡のはちまんさま」と呼ばれて親しまれている神社さんで、主祭神は「武水別大神(たけみずわけのおおかみ)」様。水と五穀豊穣を司る神様だそう。

広々とした敷地の境内に美しい彫刻が施された本殿や拝殿があり、時折大麻(おおぬさ)を持った神主様が行き来する姿を見たり、静かで厳かな時間を過ごす事が出来る場所。

創建は紀元前と言われる由緒ある神社です。

 

個人的な話ですが、私の祖母も叔母も、生前はここで月参りをしていました。子供の頃は私も一緒に来たりしていましたし、私の子供達もここでお宮参りなどをしています。

人生の節目的な出来事が色々と起きている最近の私、久しぶりに参拝に来てみた…という訳。

 

で、ここで名物の「うづらもち」を何故か初めて頂きまして。

片栗粉がタップリまぶされたモチっとした餅菓子で、中にアンコが入ってます。

形が鶏の「うづら」で可愛らしい。そしてたまらなく美味しい。

神社名物の「うづらもち」、ご覧下さい。

 

 

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武水別神社名物「うづらもち」

神社境内。とても暑い日の午後13時頃なのに、カメラのファインダーをのぞくと何故か夕方のような雰囲気。

中鳥居の奥の方がなんとなく神々しい。

一瞬さささ~っとそよ風が吹いて、神様に歓迎されているような気がしたり。

数人の参拝客の方達が木陰で涼を取る姿を横目に、手水舎で手と口を清め、その後参拝を済ませます。

立派な大鳥居と、太鼓橋、そして生活感のある街並み。昔ながらの古い家屋もあちこちに残っています。

大鳥居を入った駐車場の辺りに「うづらもち」のお茶屋兼販売店があります。

畳というか、ゴザのような敷物が敷かれたテーブル兼椅子。

お団子屋さんのようで、ついつい腰掛けたくなります。

建物内を覗くと、ピンク色の作務衣を着たご年配の女性がお一人。

「こんにちは、うずらもちのセットを下さい」

「セットね、お茶は冷たいのが良いわよね。どうぞ、腰かけてお待ちになって‥」

緑茶とうづらもちのセットは¥500。お土産用のうずらもちも個数で選んで購入出来ます。

「さあどうぞ、召し上がって」

「あら、可愛い」

本当にウズラだわ。

つがいが寄り添っているような。

これがウズラの画像↓

その昔、神社東にある千曲川の河原にウズラが群棲していたのだそうです。

群れ遊ぶウズラの姿は本殿の大黒柱にも彫刻として施され、神社との深いつながりを感じさせます。

そのウズラはこうしてお菓子になって、参拝する方にも親しまれているのだと。それも江戸時代から。

こしあんの甘さと、素朴な餅。

大福とはまた全然違う食感で、独特な歯応えが癖になりそうな美味しさです。

原材料も至ってシンプル。モチ米、砂糖、小豆、水あめ、片栗粉

 

製造は神社横にある「うづらや」さんで、既に7代目。歴史があります。

「美味しいですね~」

「そうでしょ、甘いものが苦手な方もこれだけは食べられるとおっしゃるの」

嬉しそうに話す女性のお顔が、こちらも神々しく見えてきます。

 

久しぶりの武水別神社での参拝、美味しいうづらもち、良き時間を過ごせました。

武水別神社についてはこちらのサイトを↓

うずらやさんのサイトはこちらから↓

うづらもちは、当館初代が創始した名物です。当館から徒歩1分のところに、信州三大神社の一つ武水別神社八幡宮が鎮座されており、当館売店または武水別神社境内のお茶屋にて販売しております。

うづらもち茶屋の営業時間は9:00~17:00、営業は年中無休です。

まとめ

武水別神社で頂ける「うづらもち」、是非ご賞味下さいませ。

とても美味しいお菓子です。

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コメント

  1. がんじい より:

    武水別神社に行かれたのですね♪

    確かこちらは、木曾 義仲が京都に上る時に必勝祈願したと思いました。
    違ってたら、ごめんなさい(笑)

    うずらもち! 素朴でいいですよね♪
    うずらを模した形も、かわいいです!

    また、寄りたくなりました♪

    • ゆーみん より:

      がんじい様

      木曽義仲もそうですが、上杉謙信や武田信玄も参拝していたみたいです。さすががんじい様よくご存じ。
      神社はたまに行くと心が洗われます。年齢のせいかな?(笑)落ち着きます。
      はい、がんじい様も機会がありましたら武水別神社にお出かけ下さい、うづらもち、凄く美味しいです。
      コメントいつも感謝です!