千曲市戸倉、国道18号線沿いにある「蕎麦料理処 萱(かや)」は、戸倉駅ほど近く、観光客の方で賑わう蕎麦処。
元々は「坂井銘醸」という酒蔵元であり、築250年という萱葺の趣きある建物が素敵な店です。
建物だけでも思わず入ってみたくなる風情ですが、蕎麦店の中も落ち着いた大人なムード漂う雰囲気。
どことなく漂う高級感も良し。
信州産蕎麦粉100%使用、細くてコシのある蕎麦は香り高く上品な口当たり。
蕎麦粉を使ったガレットやそばがき、季節の天ぷら、だし巻き玉子や信州サーモンの刺身など、色々な料理があるのも魅力です。
蕎麦を使った珍しいデザートも。
店の名物「そばプリン」、そして3種の味で頂く「千曲そば」、頂いて参りましたのでご紹介。
千曲市戸倉「蕎麦料理処 萱」
戸倉駅から西、国道18号線の信号「戸倉駅入口」の角にあるこの建物が「萱」。
大きくて立派な、とても貫禄のある建物です。
駐車場は建物裏手にありまして、広々。
駐車場側からの入口。
戸倉の観光名所にもなっているので、お土産処や酒蔵の見学、陶芸やステンドグラスの工房、竹久夢二や俳人・加捨白雄のギャラリー、カフェとしても楽しめる場所になってます。
中を進むと
一番奥に「萱」の建物。
裏側から見ても凄い迫力ですわ。
建物内
建物内にはお土産販売のスペースとカフェがありまして、信州土産の数々や、日本酒が多めに販売されてます。
国道側を向いた窓際にカフェのテーブル席。
ちょっとお茶するならこちらで。
お土産売り場の反対側が蕎麦処の入口。
障子戸や梁、古い壁掛時計でTHE日本。良い雰囲気です。
靴を脱いで下駄箱へ収納、スタッフ女性さんに案内されて奥へ進みます。
「萱」店内
和風なランプがぶら下がるお座敷。
3部屋を繋げた広い畳敷スペースに座卓のスタイル。
薄茶色の壁とピカピカに磨かれた梁、風情ある和の飾り物や掛け軸が、淡いランプの光に照らされてシッポリムーディーです。
お客さんは殆どが観光の方とお見受けしましたが、背広姿で商談中、なビジネスライクな感じの男性が数名程。
こちらは切り株椅子のあるテーブル席。
全体的に落ち着いた上品な雰囲気のお店。
メニュー
蕎麦のメニュー。
限定蕎麦、冷たい蕎麦、温かい蕎麦がそれぞれ数種類づつあります。
十割蕎麦と二八の2種盛りは税込み¥1,485、温かいかけ蕎麦¥1,265など。
蕎麦膳、彩り会席、ミニ蕎麦膳も。お値段は¥3,630~¥6,380。
季節の天ぷらは¥715~。
画像引き延ばしてご覧下さいませ。
そばがきと蕎麦ぜんざい、予約制のガレットは3種類(萱のサラダガレット・サーモンサラダガレット・4種のチーズガレット)。
その他一品料理は山女の酒塩焼き・だし巻き玉子・信州サーモン刺身・信州サーモン酢〆など。
スイーツは蕎麦プリン・蕎麦スイーツセット・蕎麦ロールケーキ、蕎麦ソフトなど。
アルコールメニュー。
日本酒がズラリ。蔵元ならではのオリジナルなお酒も楽しめます。
千曲そばとそばプリン
メニューで悩んでいたところ、お隣の背広姿の男性がスタッフさんからおススメされていた「千曲そば」を真似してオーダー。
冷たい蕎麦と、3種類のツユを楽しめます。
左は通常の蕎麦ツユ、真ん中がとろろ、右がクルミ。
つゆは鰹の効いた甘味弱めでスッキリしたタイプ。くるみダレは甘味が少なくて、トロリとしたクルミ味をガッツリ味わえます。
蕎麦は細くて繊細。
コシもあって喉ごしも香りも良いです。
ズルズル~~~~
「美味しい」
食後はそばプリンを。
蕎麦湯や生クリームをアガーで固めた店自慢のプリン。
プルンと滑らかで蕎麦の香り豊か、蕎麦の実のカリカリした食感とカラメルで濃厚。
「お~、これはおいしいい」
蕎麦粉を練り込んだロールケーキやアイスクリームもきっと美味しいでしょうね、今度食べてみたい。
店を後にし、敷地内の酒蔵を覗いてみました。
昔のまま保存されている樽や道具、古文書なども見る事が出来ます。
歴史の重さを感じる見事な酒蔵、なんだか怖いくらい古いですね。
ご興味ある方はご覧になってみて下さいませ。
という事で「萱」詳細は以下のサイトからご覧下さい↓
ごちそう様でした。
千曲市戸倉「蕎麦料理処 萱」営業時間
*所在地
長野県千曲市戸倉1855‐1
*電話番号
026‐276‐7205
*営業時間
昼 11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
夜 17:00~20:00(ラストオーダー19:30)
日・祝日 11:00~19:00(ラストオーダー18:30)
*定休日
なし
まとめ
千曲市戸倉駅近くの蕎麦処「萱」、とても人気のあるお蕎麦屋さんです。歴史ある建物で信州蕎麦をじっくり味わって下さいませ。
そばプリンもおススメ。
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