東京の地下鉄メトロや大阪なんかには「カットリンゴの自動販売機」があるんだって~?!
しかもその自動販売機は大人気で、どんどん数が増えているんだとか。
都会の人はカットされたリンゴを自動販売機で買えるのか!さすがだね~‥‥
と羨ましがらずに、かえって自慢してしまえる自動販売機がここ長野は立科にあるのだ。
しかもカットなんて上品な事はせず、丸々そのまんま。
袋の中にはリンゴがまるまる5個は入ってるのよ~どうだね、都会の皆様~はッはッは~。
という強がりを言いながら今回ご紹介するのは立科町の街道沿いにある「リンゴ自動販売機」。
ここを車で走っているとあちこちに「リンゴ自動販売機」があります。まるで日帰り温泉のコインロッカーみたいな販売機ですが、これは便利。
いつでも蜜入りの大きなリンゴが手に入るのは、長野県民の特権です。
という事で、東京、大阪のリンゴ販売機と地元立科、田舎の販売機を思いっきり比べ、あえて田舎の販売機を自慢してみる事にします。
りんご自動販売機、東京、大阪VS長野
東京
こちらが東京に数ある自動販売機。「アップルスイーツ」という可愛い名前が付けられてます。
羽田空港や、都営地下鉄線、東京メトロなど、十数か所に設置されています。
お値段は一袋¥200~、しかも青森りんごなんですよね~(ちょっと悔しい)。食べやすく櫛型にカットされて販売されてます。
長野県民として疑問に思ったのは「変色しちゃうし、酸化してまずいんじゃないの?」という事なんですが、そこら辺はしっかりと対策されているんです。
リンゴが茶色くなる原因であるリンゴポリフェノールの酸化を防ぐため、漂白剤や防腐剤、着色料なども一切不使用。すぐに変色してしまうりんごを、いつまでも美味しくパッケージングするための保存技術の開発により、安全でヘルシーなアップルスイーツを実現。
そして種類ですが
「皮なし」(200円)、「王林・皮付き」(200円)、「とろ〜り はちみつ&生りんご」(240円)、「とろ〜り キャラメル&生りんご」(240円)
と、皮が付いたものや、ソースがついたものもあって選べるみたい。
量は80g、という事なので、リンゴ約四分の一個?え~、それだけ?
大阪
大阪の阪急梅田駅にも同じくこのように「アップルスイーツ」の自動販売機が設置されている模様。
大阪空港やライフなんば店、そして近畿日本鉄道なんかにも置かれています。
インターネットを見てみると食べた人の意見がけっこうありました。
「瑞々しい」「また食べたい」「もっと販売機を増やして~」など好意的な感じです。
「ビタミンが気軽に取れて嬉しい」という人も多かったですし、「皮剥かなくて良いから手軽」という意見も。
長野の田舎の駅にこれを設置したらどうなのかな?買う人っているんだろうか?
長野立科町
こちらが長野、立科町に数あるリンゴ自動販売機だ~~~~。
地元のりんご農家さんが美味しい信州立科産リンゴをめーいっぱい詰め込んで販売してるのよ~。
田舎の一本道の道路の左右にあるんだけれど、車を脇に停めて、ささっと買えるのです。
リンゴは大体4~6個入りで¥500程。
自分で皮を剥かなきゃならないのは仕方ないとして、ずっしりとしたこの袋を取り出す瞬間は満足感があるのです。
この錆びついた感のある販売機、投入口から¥500玉を入れ、赤いつまみを横にひねると扉が開くしくみ。
百円玉では買えない、という不満はあえて口にはしません。
お札も不可。
周りには誰もいない、畑だらけの田舎道、この自動販売機でりんごを購入する時は、何ともわびしさを感じるひと時ではあります。
リンゴの垂れ幕、せめて縦に掲げて欲しかった。
長野県立科町の場所
リンゴの自動販売機は147号線,立科町から上田市方面の道沿いに多くあります。
まとめ
東京、大阪で話題の「リンゴの自動販売機、アップルスイーツ」、そして長野で話題?の「りんご自動販売機」を比べてみました。
都会には都会の良さ、そして田舎には田舎の良さがある、という事でどちらも良いね~で〆させて頂きます。
東京や大阪の皆さん、長野に来たら是非、この「リンゴの自動販売機」を使ってみて下さい。
¥500玉をお忘れなく~~~。