そば乾麺、長野県民に人気な乾麺と美味しい茹で方

長野県民にとって愛すべき食べ物は何と言っても蕎麦です。

夏には白い花を一面に咲かせる蕎麦の畑。秋には採れたての新蕎麦を食べるのが楽しみな人も多いはず。

ご年配の人の中には毎日お蕎麦を食べる、なんて方もいる程。

そば通の人達にとっても長野県のお蕎麦はお墨付きですね。

美味しい蕎麦をお蕎麦屋さんで食べるのも良いですが、スーパーで乾麺を買って自分で茹でて食べられるお手軽さ、もありがたい物ですよね。

という訳で、県外から長野に訪れる観光客の方でお土産にお蕎麦の乾麺を、という場合。

そして勿論長野にお住まいの方達にも、長野県民に人気で、そしてスーパーなどで気軽に購入可能な美味しい蕎麦の乾麺をご紹介したいと思います。

(長野県民の私の独断で決めさせて頂きます)

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長野県民が大好きなお蕎麦の乾麺は?

木曽路御岳そば

色々な人(長野県在住)に聞いてみたところ、一番食べられていて、そして美味しい、というお蕎麦の乾麺がこれ、「木曽路御嶽そば」

長野県内の大抵のスーパーに置かれています。

このお蕎麦の特徴は、何と言っても麺が「縮れている事」。一目見れば乾麺の状態でさえくねくねとしているのが分かります。

この「縮れ」がこのお蕎麦の独特な食感をだしているんですが、食べるとつゆが良く絡みますし、お蕎麦らしい食感でのど越しもよろしい。

蕎麦の香りも美味しいです。

製造会社は「はくばく」。山梨県にある会社で、健康と食に関してこだわりのある企業です。ここのキャッチフレーズによると

 信州開田高原の冷涼な空気のもとで、麺に凸凹をつける独自の乱れ織り製法と、木曽御岳山麓水系の水で生産されたそばです。張り付きをおこしにくい麺が、新しい歯触り、のどごし感を提供いたします。

との事。

私の実家でもこの「御岳そば」しか食べない、というこだわりっぷりで、母親は何処のスーパーで安売りをしているのかを入念にチェックしてます。

ちなみにこの「御岳そば」、長野県産のそば粉は使用していません・・・(えーーー)

製造する時に長野の御嶽の水が使われ、開田高原で造られているのでこのような名前になっていると思われます。

そこら辺の事情はどうでもよい、安くて名前的に信州で、とりあえず美味しい、という事でしたらこのお蕎麦はおすすめです。

雪んこそば

「雪んこそば」も人気の乾麺です。長野県飯山市にある「枡田屋食品」という会社が製造。

これも多くの長野県民の食卓に上っている商品で、私が小さい頃からありました。

こちらの枡田屋さんによりますと

信州人に昔から愛されている超ロングセラー商品です。海藻つなぎのすべらかなのど越しと、コシの強さが自慢のおそばです。モンドセレクション金賞受賞。

という事で、モンドセレクション金賞を受賞している程のお蕎麦。

そしてこのお蕎麦、信州限定商品ですので、お土産にはお勧め。

乾麺の中では美味しい・・・そして懐かしい味、海藻が入っているのでのど越しがツルツルして良い、です。

そば粉の産地記載はありませんが・・

小諸七兵衛

出典:星野物産株式会社

星野物産という群馬県に本社がある会社が製造。

自家製粉の挽きたてそば粉を使用、香りと歯ごたえの太切りそば、つゆがらみの「もみ切り打ち」。
茹で時間4~5分
【モンドセレクション】’07 最高金賞受賞、’12金賞受賞、’16金賞受賞

こちらのお蕎麦も人気です。太い麺がこし、歯ごたえを良くしていて、さらに蕎麦の風味も豊か。

そこら辺のお蕎麦屋さんで食べるお蕎麦に負けない、と言われる美味しさです。

それにしても・・・

群馬の製造会社の製品で何故小諸、の名がつけられたのかは不明です。ここの会社の製品で「戸隠そば」というのもあるのですが・・・

そば粉産地はこちらも不明です。

石臼引き信州産蕎麦

柄木田製粉という長野市にある会社のお蕎麦。画像では右側です。

石臼挽きそば」は、石臼挽きの長野県産そば粉と長野県産小麦粉を原料に使用した乾麺です。美しい色合いと、細目でつるりとした食感、上品な風味が特徴的な信州そばに仕上げました。また、そばに含まれるルチンは美容や健康の面でも多くの注目を集めています。

こちらのお蕎麦は長野県産のそば粉、長野県産小麦粉が使用された正真正銘の信州そば

袋にしっかりと記載されています。

先の3品と比べると、やはりお値段が少し違います。

お蕎麦の味は勿論美味しいですし、蕎麦湯も楽しめます。

番外編 生蕎麦   信州安曇野道祖神そば

乾麺ではないですが、この生蕎麦、個人的に好きで良く食べます。

スーパーの生麺コーナーに置かれていますのでチェックしてみて下さいね。

つゆも付属されていてお手軽に美味しい蕎麦をたのしめます。

有限会社  安曇野麺匠という長野県の安曇野にある会社の製造。

「信州安曇野道祖神そば」
  1996年 長野県知事賞受賞
2005年 「信州安曇野道祖神そば」商標登録を取得
2007年 長野県麺業協同組合優秀賞受賞
2009年 全国製麺協同組合連合会会長賞受賞


【冷蔵便】【ジャパン・フード・セレクション銀賞を受賞】信州安曇野 道祖神そば3袋セット

蕎麦乾麺の美味しい茹で方

乾麺のお蕎麦は茹で方を間違うと、「あ~所詮は乾麺」という味わいになってしまいます。

美味しく食べる茹で方のコツはというとまず・・

一人前の蕎麦に対して3リットルの沸騰したお湯が必要。大きな鍋で蕎麦を泳がせながら茹でるというのが大事です。

さらに、一度に大量のそばを入れるとお湯の温度が下がり、表示通りに茹でると、茹で上がっていない状態のお蕎麦を食べる事に・・・

これでは美味しくありません。

沸騰してぐつぐつしたお湯に少量を入れて表示通り茹でてからざるに上げ、水道でよく流し、盛り付けます。

この方法なら納得出来る美味しいお蕎麦になりますよ。

まとめ

長野県民に人気なお蕎麦の乾麺、いかがでしたか?

意外にも長野県で長野県産のそば粉を使ったものはあまり食べられてはいないんですね。県内産だとお値段的に日常食べるのはちょっと・・という事だと思います。

それでもスーパーに行けば信州の美味しいそば粉で造った乾麺がいくつか並んでいますので、こだわりのある方は是非そちらをお買い求め下さい。

茹で方にさえ気を付ければお蕎麦屋さんに匹敵するものが食べられます。

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