上信越自動車道「東部湯の丸」サービスエリア下り線。
長野県内東信地区の方は、近すぎて中々縁のない場所かもしれませんが。
実は、昨年2021年7月から、あの「おぎのや」さんが販売店を営業されておられるのです。
「峠の釜めし」の。
長野県内は軽井沢、諏訪、もしくは長野市内販売所でのみ食べられていた釜飯。
ようやく近くで食べられる事になりました。
出汁の効いたご飯、上にのった煮込まれた鶏肉とシイタケ、甘いアンズと栗・・・。
一口食べれば、郷愁を感じさせる懐かしい味わいに、目頭も熱くなるというものであります。
それでは東部湯の丸SAで頂く「峠の釜めし」をご覧ください。
東部湯の丸サービスエリア(下り)おぎのや
東御市の「東部湯の丸サービスエリア」下りの方です。「上り」もあるのでお間違いなきよう。
そういえば・・その昔は「東部町」だったんですよね~東御市は。と突然思い出した次第です。
さて
「おぎのや」は、SA建物向かって右側辺りに販売店舗が出来ました。
てっきり平仮名の店名だとばかり思いこんでおりましたが、「荻野屋」が正式。
牛丼屋さんのような、バーガー屋さんのような建物。これが今風なのでありましょう。
ちなみに、高速道路を使用していない場合のSA利用駐車場ですが、「高速バス乗り場」のパーキング辺りの空き地を・・・(謎)。
店内
中はこんな感じでスッキリ。
カウンター内には女性スタッフさんが一名。
「あの、ここで釜めしは食べられないんでしょうか?」
「こちらで買って頂いて、お隣のフードコートさんで召し上がって頂けます。フードコートさんにはあと3個、ここはあと2個で売り切れです」
との事。
それに、もし汁物や蕎麦をセットにする場合は、フードコートで釜めしを購入するのだそう。
フードコートに移動
観光客さんやサラリーマン風の方々で賑わうフードコート内。
フードコートの食券機を見ると、「峠の釜めし定食」というのが数種類ありました。
釜めしにセットになるのは
ミニラーメン
豚汁
山菜小蕎麦
山菜小うどん
なめこ汁
お値段は釜めし単品¥1,100
セットにすると、なめこ汁¥1,310以外は¥1,410です。
余談ですが・・・販売店で釜めしを買うと、【おぎのやの文字入り「湯呑」】がもらえました。販売店で釜めしを買った友人はこれを頂きまして。
フードコートで釜めしを買った私は・・・湯呑はもらえませんでした。
「くううう」
この湯呑↓
いざ、峠の釜めし
欲張りな私は「子蕎麦」をセットに。
蕎麦は十割蕎麦。
さてさて、懐かしい「益子焼」の土釜を眺めつつ、早速頂きます。
「何年振りだろう」
「この匂い」たまらん。
昔と変わらぬ独特な味。
そうそう、これこれ。
「ウマ~~~~い」
かつて・・・「特急あさま」の、車窓に流れる山の景色を見つつ食べたあの味。
横川の駅で、釜めし売りのオジサン達が、頭を下げて見送ってくれたあの光景。
こんな動画はいかがでしょうか。↓
この「香の物」が好き。
きゅうり、梅、ゴボウ、小茄子の粕漬けと粕。
昭和33年に発売された「峠の釜めし」は、60年の時を経て、まだまだ愛されている訳でして。
今迄に、なんと1億7000万個を販売されたそうです。
昔は確か¥500位で買えた?
時代は移ろいゆく。
ミニ釜の香の物と釜めしパッケージの歴史
おぎのや販売店さんと、フードコート横のお土産売り場に「ミニ釜」の香の物や、飴が販売されてます。
きゅうり
ゴボウ
小茄子
りんご飴
の4種。
お土産や、家庭用に。
フードコート近くの通路には、釜めしの上に巻かれた紙のパッケージの歴史が展示されてます。
昭和から平成まで。
これも興味深い。ご覧になってみて下さい。
東部湯の丸サービスエリア(下り)荻野屋の情報は以下のサイトから↓
東部湯の丸サービスエリア(下り)営業時間
*所在地
長野県東御市祢津1853-1
*電話番号
0268‐62-6102
*おぎのや「峠の釜めし」販売店営業時間
10:00~17:00
*フードコート(たび~とキッチン)・お土産売り場
24時間営業
まとめ
東部湯の丸サービスエリアで「峠の釜めし」、ずいぶん値上がりしましたが、味は変わらず美味しい。
食べにお出かけ下さい。
売り切れも早いそうなので、お昼前頃に行くのがおススメです。
東御市は道の駅も是非↓