上田市小泉に2018年9月にオープンした「日なた堂ベーカリー」。
小さなお子様がいらっしゃる女性が、ご自宅の一角で営まれているパン屋さんです。
天然酵母使用&微量イーストで発酵させるパンは、安心安全美味しいをテーマに作られていてこだわりあり。
最近はこういった身体に良いパンを作って販売される店舗が増えてますね。
では早速ご紹介してみます。
上田市「日なた堂ベーカリー」
上田市の小泉、第六中学の近くにあるこちらのお店、上田市街からですと143号線「吉田」の信号を右折します。
そのまま道なりに進むと一時停止の看板がある交差点がありますが、そこを斜め右、細い道を入って直ぐの左側。
白い2階建てのお家が「日なた堂」です。
駐車場はこちらのご自宅の前、2~3台分といった感じでしょうか。
日なた堂店内
まずは玄関の引き戸を開けます。
木作りの和な雰囲気の玄関で靴を脱ぎ「おじゃましま~~す」。
畳敷の室内は6畳ほどの広さです。
そこにこれまた和風なテーブルが並び、その上に色々なパンが置かれて販売されていました。
「いらっしゃいませ」
と出迎えてくれたのがこちらのお店のオーナーである若き女性。2人のお子様のお母さんです。
色白なべっぴんさんだ~。
パン
テーブルの上のパンは一つ一つが存在感あり。
米糀から酵母を作り、低温発酵させて作る為時間がかかります。
小麦粉は長野県産、北海道産と九州産。
現在小麦を栽培中との事で、今後は自家栽培の小麦を使ってパンを作られるそうです。
パンは極少しのイーストを使用したもの、そして天然酵母のみで造られた物の2種類があります。
この日並んでいたパンの種類は・・・
ラムレーズンと発酵バター、そして自家製カスタードクリームをサンドしたパン。
チキンとキノコの赤ワイン煮を挟んだバーガースタイルのパン、大納言とクリームチーズのバゲット生地のパン。
クランベリーとショコラのパンにオレンジとチョコのスコーン。
長野県産レーズンの入ったノアレザンに有機イチジクの入ったパン・オ・フィグ。
リンゴの塩アーモンドケーキ。
こちらの棚には「おからと塩昆布のクッキー」や「グラノラ」なども。
ドライフルーツやナッツ、発酵バターがタップリ入ったシュトーレン。
クリスマスの定番です。赤と緑のリボンが可愛い。
ドイツやオランダでは伝統的なクリスマスに食べる菓子パンです。
パンへのこだわり
使用している塩はゲラントの塩。フランスブルターニュの塩田で、伝統的手法で塩職人と呼ばれる人々によって作られているお塩。
砂糖は粗糖。サトウキビの絞り汁を煮詰めて作るミネラル豊富なお砂糖。
有機米を元に作った米糀の酵母。
低温でゆっくり発酵させ、小麦の美味しさ、香りを引き立たせます。
低温長時間発酵させたパンというのは、風味がとても良く美味しいパンになるのです。
パンの中に入れる材料も、出来る限りオーガニックで身体に良い物を厳選しています。
美味しくない訳がないですね。
オレンジとチョコのスコーン
今回は3つのパンを購入してみました。
こだわりのパン屋さんとしてはお値段若干安めな感じです。
さて、まず食べたのは「スコーン」¥200です。
ずっしりと重いスコーンは固めな表面生地ですが、食べてみるとサックリとホロリ。
丁寧に折りたたまれた生地の層がシットリ、オレンジピールの爽やかな香りとチョコの風味が効いてます。
甘過ぎず素朴な味わいで身体に良いのが分かる~~。美味しかったです。
この他まだ食べていない「ノアレザン」と「大納言とクリームチーズのパン」も後程ゆっくり堪能したいと思います。
子供さんのアレルギー、アトピーなどに悩まれている方が多い昨今です。
食べ物に含まれる添加物の害はあまり認知されていないですが、添加物使用の量とアレルギー疾患を持つ人の数には相関性がある事は事実です。
その昔、添加物など無かった頃はアレルギーの方はそうはいなかったはず。
今の爺ちゃん婆ちゃんってめちゃ元気ですから。
今後の世代がどうなってしまうのが・・・食を改めて見直すのは大事な事ですね。
という事で、このようなこだわりのパン屋さんが増えているのは嬉しい限りでございます。
上田市「日なた堂ベーカリー」営業時間と場所
*所在地
長野県上田市小泉1182-2
*営業時間
11:00~15:00
火曜、金曜のみ営業(2019年からは火曜、土曜に変更予定)
各種イベントなどに出店もあり。
*場所
まとめ
上田市「日なた堂」は厳選素材のこだわりパンが安心なお店。
食のこだわりがある方におすすめです。
営業日が少ないので、曜日をご確認の上お出かけ下さいませ。