上田市のお土産と言えば思いうかぶのは「みすず飴」。これがなければ上田を語れないという程人気があるお土産です。
このみすず飴を販売している「飯島商店」さんの本店が、上田駅から徒歩2分程の場所にあります。
地元民はあまり足を踏み入れない場所かもしれませんが、大正ロマンを感じさせるレトロな建物が非常に魅力的。
入口ドアの前にはドアマンがおられ、丁寧な物腰で迎えてくれるその様も、何とも味わい深いのであります。
さて、何だか普段着では入れないっぽい感じのこの「飯島商店」さんに改めて入ってみました。観光客のフリをしつつ、ジャムやジュースを味見。
相変わらずの美味しさと、建物の重厚な雰囲気も楽しんで来ましたのでご紹介します。
上田市「飯島商店」
上田駅から北へ、中央通りを上って行った左手にある「飯島商店」。
大正13年(1924年)に建てられたという建物は、シックでレトロな石目な壁。黒い鉄策やら窓の形もまさに明治、大正チックな外観です。
建物は国登録有形文化財に指定されております。
この入り口、やはり寝起きなサンダル履きでは入れないっぽい・・・。
それなりなお出掛けスタイルで行く方が懸命であります。
飯島商店レトロな店内
ドアの前に行くとやはりドアマンのおじ様がおられました。で、中からゆっくりとした物腰でお辞儀されつつドアを開けてくれます。
おまけにニッコリと微笑みながら「いらっしゃいませ」と丁寧にあいさつして頂けました。
「すみません・・私、味見にきただけですけど・・・」と心の中で思いつつも足を踏み入れます。
磨き上げられた床が光ってます。趣きのあるシャンデリアからはオレンジ色の柔らかな光。
細長い壁時計もレトロで素敵だ~。
クラシックでアンティークなテーブル席には布張りの椅子。
お客さんも皆さんキチっとした背広姿やスーツ姿でした。なんで?
わざわざ背広着て来るんでしょうかね?と思ったらTシャツ姿のお兄さんもいました。
女性店員さんは事務員さんみたいなユニフォームです。
みすず飴とジャム
飯島商店の本店、ここ上田は出来立てのみすず飴を食べられる唯一のお店です。
裏にある工場と繋がってますから。
それにこの建物の中で購入するというのが一つのステイタスだったりするわけで・・。
ちなみにみすず飴って何?という方は以下の記事からご覧になってみて下さいね。
みすず飴の消費期限は6カ月ですが、やはり出来立てが一番美味しいのだそうです。
上田本店なら食べられます!角袋という袋入りのみすず飴が出来たてなので、そちらを是非お買い求め下さい。¥508でした。
信州の季節の果物をゼリーにしたみすず飴、お土産にも是非。
こちらはジャムのコーナーです。
勿論味見が出来ちゃう!
何十本も置かれたスプーンの中から一本をジャムの入ったガラス瓶に直接入れて一口。次のジャムならまた新しいスプーンで・・。
あんず、紅玉、イチゴ、白桃、オレンジ・・・納得いくまで味をみて購入できます。
「あま~~~いフルーティー~~~」
ペロペロと味見しながら満喫させて頂きました。
飯島商店のジャムは、昨今の低糖ジャムではなく、高糖ジャムです。
ようするに糖度が高く、砂糖が沢山入ってます。
使用している砂糖は「白双糖(しろざらとう)」で、一般のグラニュー糖に比べ高純度で高価なお砂糖なのだとか。
ジャムは低糖よりも高糖の方が保存性があり、添加物などを入れる必要性がないです。
そして低糖に比べるとコクが違うそう。
飯島商店さんの公式HPをご覧になれば色々と詳しい内容が分かります。以下よりご覧になってみて下さいね。
という事で、飯島商店上田本店、いかがでしたでしょうか?
上田にお越しの際は是非お立ち寄りくださいさいませ。地元の方も味見がてら出かけてみると良いかもしれませんね。
飯島商店上田本店営業時間と場所
*所在地
長野県上田市中央1-1-21
*電話番号
0268-23-2150
*営業時間
10:00~18:00
*定休日
年末年始のみ
*地図
まとめ
私の実家の棚にはいつも飯島商店さんのジャムがおいてありました。
美味しくて地元の味。アンズが美味しいです!