上田市武石に「JAZZ +(ジャズプラス)」という店があるとの情報を友人から頂きまして。
「ジャズ喫茶?」
と思ったら、そうでもないらしい。
カフェの営業ではなくて…純粋に音楽を楽しむ場所、なんだとか。
「何それ?」
という事で行って参りました。ジャズ、好きですし。
で結果…
う~ん、マニアック
という事でご紹介します。ジャズ好き、音楽好き、オーディオ好きなマニア向けです。
上田市武石「JAZZ+」
上田市武石沖、信号「武石沖」を丸子方面からだと左に。
住宅地の細道を進むと見えてくる、右手にある平屋建ての一軒家、それが「JAZZ+」です。
駐車場は家の前の広い砂利敷きスペース。
特に変わった事のない普通の白壁の平屋一軒家で、入口も普通の玄関。
入るのをなんとなくためらっていると、丁度店を出る男性のお客さんがお一人、玄関を開けてくれました。
見送りのマスターも丁度出て来られて…
なんだかビックリしたようなお顔で私を見ると…
「あ、どうぞ、いらっしゃいませ」
店内
玄関で靴を脱ぎ、そのまま居間へ案内されました。
白髪の混じった髪にジーンズ姿、どこにでもおられそうな普通のオジサマなマスター。
店は2間続きの広い畳の部屋。
「‥‥」
あまりにも普通のお宅でたじろぐ私。
「どうぞ、腰かけて下さい」
「あ…はい」
目の前に見えるスピーカーはアメリカの音響機器ブランドアルテック製。
凄く大きい!
で、この大きなスピーカーを眺められるように椅子が並んでいるわけです。
椅子に座ると、マスターがおもむろに音楽を流し始めます。
大音量で…
デンオンのレコードプレーヤーで流されたのがこのLPレコード。
渋いサキソフォンのメロディーが耳にズンズン♪
まるでライブ会場に来てるような。
マスターと会話したいと思いつつ、音量が大きすぎて全く話は出来ず。
途中でシニア世代の男性のお客様がお一人入店、常連さんなのか、すぐに腰かけて目を閉じて聴いておられました。
曲の合間にマスターが見せて下さったのは古いプレーヤー。手動でレバーを廻してレコードを回転させます。
蓄音機。120年前のものだそう。
これで古いSPレコード盤を聞かせて頂いたんですが、もうね、たまらない音でした。
くぐもったような、レトロで温かい音。
マニアの方はたまらないでしょう。
棚に並んだCDやジャズの本。
レコードも沢山、販売もされているので物色してみて下さいませ。
家の裏にはテラスがありまして、広々とした裏庭が。
音量を気にせずいられる理由はこれですね。すんごく広い。
ちなみに途中珈琲(¥100)も出して頂いて、なんだか凄くおもてなしを受けた気分。
で、こちら「JAZZ+」、好みのCDやレコードを持ち込んでかけてもらえますし、持ち込まなくても好きなミュージシャンのレコードをかけて下さるんです。
大好きなビルエバンスにしようかと思ったんですが、マスターの好きだという日本人ジャズピアニスト「山本剛」をかけて頂きました。
マスターの推しはソニーロリンズみたいですが。
ジャズに限らず、シャンソンでもロックでも、演歌でも、何でもOKという事なので、音楽好きな方は行かれてみては?
ひたすら音を楽しむ、音楽を愛でる場所でした。
上田市「JAZZ+」営業時間
*所在地
長野県上田市武石沖18
*電話番号
090-5501-4272
*営業時間
13:00~18:00
*営業日
木・金・土曜日
まとめ
上田市武石の「JAZZ+」、マスターやお客さんとの会話も楽しそうです。マニアな方は是非どうぞ。
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