上田駅から歩いて数分、ここは上田市民に愛され続けるうどんの老舗「中村屋」です。
上田駅が出来た頃と同じ明治時代中期の創業、という凄い店。
ここに来たら絶対食べたいのが「馬肉うどん」。
馬の肉が数切れ載っただけのシンプルなうどんではあるものの、この店に来る殆どの人が注文するという名品なのであります。
我が家の息子も、爺ちゃん婆ちゃんも大好き、というこの「馬肉うどん」、死ぬ前に食べたい一品だという事で、喰わず嫌いの私もついに行ってみる事に致しました。
という事でご紹介して参ります。
上田市「中村屋」
上田駅からはロータリーのバス停を通り過ぎ、天神通りという道へと左折、少し歩くと右側、道の角にあるのが「中村屋」です。
外観はうどん屋さんらしい普通の建物。
駐車場は道を挟んだ斜め向かいにあります。
店内
店内は白壁が奇麗で、奥にカウンター席、手前右にはこ上がり席、そして左側はテーブル席が数個です。
以前は古い建物だったのですが、綺麗に改装されました。
上田らしく民芸品の「上田獅子」の木彫りが飾られてます。
窓からはルートインホテルが良く見えます。大きな招き猫もいました。
丁度ランチ時間になり、次から次へとお客さんが入ってきます。高齢の方からサラリーマン、女性、客層も幅広い感じ。
店員さんも多く、繁盛ぶりが伺えます。
メニュー
メニューは看板商品「馬肉うどん」を始め、うどん各種、丼もの、おつまみ系の馬刺しや刺身、天ぷら蕎麦もあります。
ご飯、みそ汁の単品、それにアルコールとジュースで、かなりあっさりとした品揃えです。
今回行ったメンバーは全員揃って「馬肉うどん」。
「上田市民なら当然「馬肉」でしょ?」
という事でしたが、馬の肉に恐怖を感じている私、怖気づいて「かつ丼」をオーダーしてしまいました。
「後で匂いを嗅いでみよう、それでいけそうなら味をみてみよう・・・・」
と考えた訳です。
馬肉うどん
なんとまあ、シンプルなうどんなのでしょうか。
濃いめの色のつゆ、真っ白なうどんの上には数切れの馬肉、それにネギのみです。
馬肉は一見すると牛肉のような色と質感。
うどんは柔らかめで食べやすいのだそう。
そしてツユに何ともいえぬコクがあるらしい。
ちなみに「中村屋」の出汁は、全て馬肉を煮込んだものが使われているのです。
出汁を取った後のお肉がこのうどんの「馬肉」という事。
さて、馬肉の味を聞いてみたところ・・・
「う・・・ん、牛肉かな?いや、ちょっと違うんだよな~、サクサクしてるところがあるし・・・」
「肉は固めなとこもあって、でも凄くおいしい」
とな。何ともハッキリしない解答です。
我が息子も言ってましたが、「癖になる味なんだよ」と。
で、匂いをかがせて頂いた私の感想・・・
「無理」
私はかつて、とある国でマトンを始めて食べた時、「うっつ・・・う・・」となって目に涙が溜まり、吐き気をこらえて満身の力で肉を飲みほした経験があります。
あの時を思い出してしまいました。
個人的に身体が受け付けないのですね、こういう独特な肉の匂いが。
これはあくまでも私だけ、大好きな人の方が多いですし美味しいものなのでしょう。
誤解無きようお願い致します。
かつ丼
で、私の食べた「かつ丼」、こちらも多分馬肉の出汁が使われているんだと思います。
でも臭みは感じず。美味しいかつ丼でした。ちょっと味が薄かったですが。
という事で、馬肉うどん、食べた事無ない方は是非お試し下さいね。
ごちそうさまでした!
上田市「中村屋」営業時間と場所
*所在地
長野県上田市天神1-6-6
*電話番号
0268-22-2014
*営業時間
11:00~21:00(らすとオーダー20:30)
*定休日
毎週水曜
*場所
まとめ
上田といえば「馬肉うどん」、お越しの際は是非ご賞味下さい。
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