「灯りを付けましょぼんぼりに~」♪
春の足音が聴こえてくる華やかなイベントが小諸市で開催中、その名も「お人形さんめぐり」。
第14回目を迎えた今年は2月17日(土)~3月4日までの開催です。
小諸駅から歩いて周れる昔の北国街道小諸宿辺りで、約100軒の店舗がそれぞれに見事なお雛様を展示。
中心となる「ほんまち町家館」では江戸時代のお雛様から平成のお雛様まで凄い数のお雛様や吊るし雛たちを見る事が出来るんです。
期間中は色々なイベントも開催されていて、子供も大人も楽しめるイベントになっています。
まだまだ寒い季節ではありますが、華やかな赤色が春の訪れを感じさせてくれて思わずほっこりな「お人形さんめぐり」。
昨日行って参りましたのでレポートしたいと思います。
小諸市「お人形さんめぐり」
小諸駅から北に真っすぐ伸びる相生町通り、そしてそのお隣の本町通りを中心にして開催されている「お人形さんめぐり」。通りに面した木々には可愛い吊るし飾りが施されていて目を引きます。
相生町2丁目の信号を右折したところに「ツルヤ本店」がありますが(1月一杯で閉店)、そこが「お人形さんめぐり」の無料駐車場になっていますので車をそちらに停めました。早速歩いてみます。
北国街道沿いのお雛様
通りを歩いていくと店舗の中やショーウインドウには様々なお雛様が飾られています。協賛店舗は100、凄いですね。
これは年代物ですね~。どことなく気品があるお雛様ですが、これは京保雛といって江戸時代に作られたお雛様。着物の色合いが草木染なので柔らかくて素敵です。
こちらも京保雛、更に古そうです。目が細い、それに真っ白なお顔と愉快な髪型です。
店舗によっては大きなひな壇を飾っている所もあるので見ごたえがあります。お気に入りを見つけたらじっくりご覧になって下さい。
カメラ片手に観光客の方がぼつぼつと見ていらっしゃいました。
風が冷たいのでカメラを持つ手が痛い、温かくして見に行って下さいね。
ほんまち町家館
本町通りの真ん中あたりにあるのが「ほんまち町家館」。昔ながらの建物は有形文化財になっています。裏手は眺めの良い見晴らし台になっていて小諸の情緒ある町並みが楽しめます。
お人形さんめぐり期間は豪華なお雛様と吊るし雛が飾られ、ワークショップで吊るし飾りを作る体験などが行われていますよ~。
吊るし雛とお雛様
扉を開けると凄い量の吊るし雛が出迎えてくれました。
「わ~、すご~い」
と思わず声が出てしまいます。動物や花の形など様々なものが吊るし飾りになっていて可愛い。
色どりも華やかで圧倒されます。
一際大きなお雛様が正面に。伺ってみるとこれも江戸時代のものだそうですが、個人のお宅からお借りして展示しているそう。長い年月を過ごしてきたお雛様、平成のこの時代までよくぞ~という感じがしますよね。
町家館の奥の建物にはお雛様がこの数。まさにビッシリです。これだけのお雛様を見る機会ってあまりないですよ~。
小さな子供さんを連れて来てる方もいましたが、女の子には是非見せてあげたいですよね。
ほんまち町家館2階
ほんまち町家館の2階は休憩所もかねたお雛様展示室。
無料でお茶を頂きながらゆっくり休む事が出来るようになっています。
2階は割と新しいお雛様が多いように感じましたが、どれも個性的で素敵。
これはいつ位のものなのかな?なんかほのぼのとしたお雛様ですね。
年代の記載とか由来があるともっと楽しめるのにな…開催者の方、是非検討をお願いします。
世界のお人形の展示、そして地元の保育園、幼稚園児が作成した可愛い紙絵のお雛様なんかも展示されています。
甘酒
甘酒も楽しめますよ~。
¥200で野沢菜のお漬物付き。お雛様に囲まれた環境で飲む甘酒は実に美味しかった、野沢菜も絶品。お替りしたい気分でしたがやめておきました。
1階で注文すると2階まで運んでくれますよ。
おやきとかお菓子も売られているので、小腹が空いたらお試し下さいね。
おみやげ
お土産も買えます。
吊るし飾りのお人形さんが沢山、どれも手が込んでいて可愛いので選ぶのが大変。
¥200~¥2,500位まで、小さなものから大きなものまでお好みで購入してみて下さい。自分の家のお雛様に加えてあげると良いかも。
小諸市のホームぺージに詳しいイベント情報がありますので以下からどうぞ~
期間中の日曜日には無料シャトルバスも運行しています。
お人形さんめぐり会場地図
まとめ
小諸市の古い街並みとお雛様がマッチしてとても素敵なイベントです。
お雛様と吊るし雛の数にきっと驚いてしまう事でしょう。
お子様を連れて是非お出掛けになってみて下さいね。防寒対策を忘れずに!