上田市にある喫茶「亜羅珈琲(アラビカ)」は昭和の香りの喫茶店。
前回ご紹介した「故郷」と同じ位セピア色した店内は、コーヒーの香りとオレンジ色のライトの光が何処かノスタルジックな気分にさせてくれるお店です。
昔ながらの喫茶と言ったら「厚切りトースト」、分厚いパンにタップリ塗られたマーガリンは、一昔前の時代の定番の味。
そんなトーストを味わいに亜羅珈琲に行ってきましたのでご紹介です。
上田市喫茶「阿羅珈琲」
上田の市街地、中央通りから1本裏の通りにあるのがこの亜羅珈琲です。近くには和菓子の玉喜屋さんがあったり池波正太郎記念館があります。
昔ながらの喫茶店は何故かライトがオレンジ色なんですよね、それに入口のドアが小さい。
昭和の頃賑わった喫茶は大抵の店が薄暗く、それが当たり前だったんですね。
今時のカフェは明るくて清潔感一杯ですがその反対をいくのがこういうレトロな喫茶。
若い人達にはかえって新鮮かもしれないですね。
亜羅珈琲店内
この山小屋のランプみたいなのがいい。
ぼんやりとした光が異空間を演出していて、さらにこの雑然とした段ボール箱とか書類の積み上がり加減が素敵だわ~。
こじんまりとした店内には4人掛けのテーブル席が2つ、そしてカウンター。
カウンターでは常連さんらしきお客さんが2人、新聞を読みながら珈琲を飲んでます。
テレビがついてるのも喫茶独特、そして大量の漫画本。
壁には「ハト時計」がかかっていて、振り子がゆっくりと動いてます。
時間が逆戻りする感
これが喫茶のだいご味というものですな。
以前は白かっただろう壁も「茶色い壁」になってる。
カウンターにいるママさんが注文を取りに来てくれたので厚切りトーストをオーダー。
厚切りトースト
ジャムはつけないようにお願いしたのでマーガリンだけのトースト、厚いです。
生野菜もついて確か¥370だったかな?このドレッシングが美味しかった、野菜も新鮮でぱりぱりです。
パンはフワフワ、焼き加減が丁度良くて美味しい~。バターならもっと嬉しかったんですが。
今回私は何となくココアを頼んでみたんですが、このトーストと合う~。
昔飲んだココアの味そのまま。
練ったココアの本格的な味わいなんです、美味。
シュガーポットも昔のままなのかな?年期が入ってますね。でも店内は綺麗にお掃除されてますよ。
亜羅珈琲の食事メニューには「お餅」とか「寒天」なんていうのもあるんです。あとはトーストサンドも。具材が何なのかは不明。
珈琲は¥400、ココアは¥500でした。
喫煙家の方には店内でタバコを吸う事も可です。やっぱり喫茶店ですね~。
お腹も心も満たされてのんびり、素敵な喫茶店でありました。
上田市喫茶亜羅珈琲営業時間と場所
*所在地
長野県上田市中央3-15-4
*電話番号
0268-27-0607
*営業時間
8:00~19:30
*場所
まとめ
昔ながらの喫茶「阿羅珈琲」、落ち着いた雰囲気で美味しい珈琲、トーストが頂けます。
珈琲もココアもとても美味しい。
よろしければお出掛けになってみて下さい。