長野市は善光寺の門前町、「大門」。多くの参拝客の方が歩かれる歴史ある場所であります。
ここ大門町にあるお洒落な一角、様々な店舗が集まる「パティオ大門」を訪れました。
何でって?
「おやき」を食べに。
長野県内と言えども、上田では中々食べられないですからね、この「小川の庄の縄文おやき」。しかも焼きたてを頂けるんですから。
囲炉裏焼きされた熱々のおやきを食べながら、信州人を実感出来る訳です。
ここ「おやき村長野分村大門店」は、上水内郡小川村にある「小川の庄縄文おやきむら」の直営店の一つです。
本店は縄文時代の竪穴式住居がモチーフになった建物内でおやきを食べられたりしますが、今回はこちらパティオ大門店をご紹介したいと思います。
ぱてぃお大門「蔵楽庭」
善光寺の門前、道を挟んだ向かい側にある「ぱてぃお大門」です。
複数の店舗が集まったこのエリアは「蔵楽庭」と呼ばれ、古めかしくも新しく、蔵造りの建物が和風でお洒落な雰囲気。
レストランからカフェ、ショップなどが軒を並べております。
善光寺を訪れる県内外の参拝客の方、それに外国人観光客の方の姿もちらほらと。
ちなみに駐車場ですが、ぱてぃお西側の「表参道もんぜん駐車場」をご利用するとお得です。
始めの20分間はパティオ大門ご利用なら無料で停められます。
その後は20分毎¥100となりますのでご注意下さい(24時間営業)。
駐車場マップを貼っておきますね。
おやき村長野分村大門店
こちらの建物がぱてぃお大門内にある「おやき村」です。
中央通りの方からでも中に入れる入口がありますが、風情ある中庭側から入ってみました。
ライトの付いた2つの看板の中央、小さなドアから頭をかがめながら中へ・・・。
囲炉裏
店内は薄暗く、中央には赤々と燃える囲炉裏と、それを囲む長椅子。それにテーブル席もありました。
大きなフライパンのような鉄板の上には丸いおやきが乗せられ、ハンテンと日本手拭いを身に着けたおじ様が、トングで丁寧にひっくり返してます。
鉄板で焼いた後、手前の焼き網でさらにじっくりと火を通します。
奥では女性がおやきを丸め中。
おやき造り体験
おやきを作って食べてみる体験も一人¥540で可能です。
この日はアメリカ人のカップルさんが体験中!長野県が大好きというお二人は2回目の信州訪問だそう。
おやきは作るのはもちろん、食べるのも初めてだとか。
教えるおば様が一生懸命身振り手振りで説明、アメリカンなお二人も真剣な表情でおやきに具を詰めておりました。
造ったおやきは焼いてその場で食べられます。
外国人お二人、ハフハフしながらかぶりつき・・・
「Oh~~~~ベリグ~~ッド」。
(´-ω-`)お口に合えば何よりです・・・。
おやきの種類
おやきは季節によって変わりますが、この様な品揃えです。
焼いたものと蒸した物2種類があり、お好みで食べられます。
この日の焼いたおやきは3種、小豆、卯の花、野沢菜でした。
お味噌汁と蕎麦茶が付いて一個¥200。
縄文おやきの味
小豆のおやき。
熱々でパリッとした皮を割ると、タップリ詰まったアンコ。
甘さは丁度良く、小豆の風味もしっかりで美味。添加物など余計な物が入っていないので、素朴で自然な味わいです。
パリッ、モチッとした皮とのハーモニーが最高。
味付けを決める為に5年の歳月をかけ、試行錯誤したという卯の花。
醤油は使わず、塩で味付けされています。
何か特徴のある油が使われているのかな?白いままの卯の花は香ばしい香りがしました。
繊細でシットリ、美味しい。
野沢菜のおやき画像は何故か消えてしまってありませんが、こちらも具がタップリ入っていました。
濃いめに味付けられた野沢菜煮がとても美味しかった~。出来立ての美味しさはやはり一味も二味も違う!
囲炉裏の前でおやきを頬張っていると、身体が熱くなってきます。寒い時期にこうやって出来立てのおやきを頂けるのは幸せ~。
長野県に生まれた幸せをひしひしと感じる私でございました。
県外の方で食べてみたい、という方には通販もございます。美味しい小川村の縄文おやき、是非食べてみて下さい。
以下お好みでどうぞ。
【おやき 信州 小川村】長野県小川村 信州小川の庄縄文おやき90g 5種類詰合せ 15個【冷凍 産直便 ギフト 贈り物】
「小川の庄」縄文おやき4種野沢菜・きんぴら・じめじ野菜・あずき(各3個)
長野市「ぱてぃお大門」蔵楽庭「おやき村長野分村大門店」営業時間と場所
*所在地
長野県長野市長野大門町53
*電話番号
026-232-5786
*営業時間
10:00~17:00(囲炉裏焼きは10:00~16:00)
*定休日
毎週水曜(祝日の場合は翌日)
*場所
まとめ
長野市ぱてぃお大門にある「小川の庄縄文おやき」の店「おやき村大門店」、長野市で焼きたてのおやきを食べられるのはここだけです。
蒸したおやきは他にもありますが、焼たての食感と味を堪能したいなら是非、お出掛け下さい。美味しいですよ~。