軽井沢銀座通りから車で15分、旧碓氷峠の頂上標高1200mの場所にある「熊野皇大神社」。
長野県と群馬県の県境にあって、双方の神社が一度に参拝出来るという珍しい神社です。
参道と本宮のちょうど真ん中が県境なのがとてもユニーク。宗教法人も宮司さんも社務所も別だという。
おまけにこの神社、開運と恋愛のパワースポットとしても人気なんです。
日頃の穢れを浄化し開運たいと参拝にいってみました。主婦な私的に恋愛パワーは全く関係ございませんが・・・。
八咫烏(やたがらす)のおみくじを引いてみたり、人型の和紙に穢れを移して流す浄化をしてみたり、樹齢1000年という御神木のハート形に喜んだりと、なかなか興味深い経験も。
難しい歴史などは頭が痛くなるのでそこそこに、境内の様子などをご紹介して参ります。
軽井沢「熊野皇大神社」
軽井沢の銀座通りから真っすぐ、とにかく奥へ奥へと車を走らせる事15分。
清々しい空気と緑が美しい「熊野皇大神社」が見えて来ます。
神社の駐車場は数か所ありますが、何件かある茶屋さんの敷地であるらしくわかりづらいです。お茶屋を利用しないと有料なので、この際一服ついでに車を停める方が良いと判断。
で利用したのが「しげの屋」です。名物「力餅」も食べられ、雰囲気も良いお茶屋さんなのでご利用してみて下さい。行ってみた記事は以下からどうぞ。
石造りの階段を登る手前、このような神社の由緒が描かれた看板が立ってます。
小難しい漢字と内容なのでスルーしたいと思いつつ、一応確認。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が碓氷峠で霧に巻かれて困っていると、一匹のカラス(八咫烏)がやって来て道案内してくれた・・・という内容です。(古事記日本書紀による)。
無事頂上まで来られた日本武尊はこれに感謝し、熊野の神様を祀ったという事らしい。
ちなみに八咫烏とは、伝説上の大きな3本脚のカラスです。自衛隊や日本サッカー協会(JFA)のシンボルマークとしてもお馴染みですね。
八咫烏というとちょっと神秘的で謎なお話もありますが、その辺りは興味のある方は調べてみると面白いかと。古代、天皇、秘密結社の係りなど大変興味深いです。
境内
石段を上り、重厚かつ立派な「随身門」を入って行きます。
穢れの浄化(熊野神社神楽殿)
境内入って右手にあるのが群馬県側の「熊野神社」の神楽殿(かぐらでん)。
こちらで人型の和紙に己の穢れを移し、水に流すという作業をしてみました。
自分の名前、目、鼻、口、生年月日を書き込み、その人型の紙で身体の浄化したい部分を撫でます。
全身を撫でて悪い物を全てこの人型に吸わせ、それをこのタライの水の中へ沈めます。
これで終了。
なんだかスッキリしたような・・・。
本宮(県境2社)
随身門から真正面、これが本宮。賽銭箱が2つで、長野県側の「熊野皇大神社」、群馬県側の「熊野神社」両方用がありました。
軽井沢から来た場合は長野県側、安中市からの場合は群馬の「熊野神社」に参拝するのが良いそうです。
信州人は迷わず左側の賽銭箱へとお金を投入、参拝してみて下さい。
本宮の左右には新宮、那智宮があります。
御朱印受付所
門から左手、長野県側にある「御祈祷殿、神楽殿」。
ここで御朱印の受付、お守りの購入、そして各種祈祷などを受け付けています。
お守りには八咫烏のマークが入った「サッカー守」、ご神木の「しなの木守」などが人気だそう。
御朱印は八咫烏が描かれていてとても素敵です。御朱印帖もいい。
詳しい画像などは以下のサイトが詳しいです、是非ご覧ください。
ご神木「しなの木」のハートマーク
樹齢1000年というご神木「しなの木」。この周囲を一周すると、寿命が一年延びると書かれていました。10回位は周りたい感じです。
そして恋愛のパワーが宿るといういわれがあるのがこれ↓
木の中央部分、白く抜けた小さなハート型が見えますか?乙女に戻った気分で撮影・・・。
八咫烏のおみくじ
ご神木の近くには「山神社」「菅原社」「荒神社」、そして「八咫烏社」「矢立社」があります。
この「八咫烏社」の周囲に沢山置かれている可愛らしい八咫烏がおみくじ。おみくじ自体はご神木の裏辺りで販売されていて、ひとつ¥500です。
くじを引いた方がここにそのまま八咫烏さんを置いて行かれる模様。
愛くるしい表情と3本足が可愛い!
思わず一つ購入、カラスの体内からみくじを出してみてみるとなんと「大吉」でした。(≧▽≦)
くじは境内に縛り付け、八咫烏さんはあまりの可愛さにお持ち帰りです。
熊野皇大神社詳細
さて、参拝を終えて眺めの良い景色を堪能、サッパリとした気持ちで神社を後に。
熊野皇大神社に関しては公式ホームページから詳細をご覧くださいませ。
*地図
まとめ
軽井沢のパワースポット「熊野皇大神社」、心身浄化、恋愛成就、開運のために是非一度行かれてみて下さい。八咫烏が特徴的で神秘的な神社です。
お茶屋でお団子も楽しみの一つですね。