上田市と言えば「別所温泉」ですね。北向観音にお参りしつつ温泉に浸かってのんびり出来る風情のある場所です。
地元民の私は初詣に数年に一度程訪れますが、それ以外は中々行く機会のない有名地。
かつての昭和時代は賑わいを見せていた温泉街、今ではしっとりとひなびた雰囲気で、歩く人もまばらな令和時代の別所温泉であります。
さて、そんな別所温泉にお越しの際には是非訪れて頂きたい食堂がありまして、「日野出食堂」と言います。
昭和10年創業という歴史ある食堂で、建物もまるで映画のセットの様なレトロさが素晴らしい。
人気なメニューは上田名物「馬肉うどん」や、信州名物「馬刺し」!
地元の人が集う食堂で、和気あいあいとした雰囲気も楽しめます。
それでは「日野出食堂へとご案内」。
上田市別所温泉「日野出食堂」
別所温泉には有名な外湯(共同浴場)が3か所ありますが、そのうちの一つ「石湯」の目の前にあるのがこちら「日野出食堂」。
別所温泉らしい建物で、昭和の匂いがプンプンします。
ちなみに真田幸村の隠し湯として名高い「石湯」の入浴料は¥150とお安く、源泉かけ流しで良いお風呂です。お時間があればこちらで一風呂浴びてから食堂へ行くのも良いのではないでしょうか。
日野出食堂の駐車場は店舗横、共同駐車場に2台分があります。
日野出食堂店内
暖簾をくぐると奥はこのように素朴な畳敷きのお席が。
座卓が4つ、赤い座布団。太い梁のある昔ながらの民家です。
2階へと続く階段も古めかしく、まるで江戸時代。
芸能人の色紙が貼られ、吊るし雛がぶら下がってます。
奥の厨房では数名の方が調理しておられました。
客席ではテレビの音が流れ、ご年配のご夫婦やら若いグループさんなどが、ズルズルとうどんをすする音が聞こえるのみ。
入口近くに一つだけあるテーブル席に座ってみました。
メニュー
テーブル上にメニュー表が置かれてますが、壁にもこのようにメニューが貼られてます。
ざる蕎麦、かけ蕎麦、天ぷら蕎麦になめこ蕎麦、鍋焼きうどんにカレー、天丼カツ丼親子丼。
おつまみには馬刺し、味噌おでん、もつ煮、キノコのおろし合えに肉皿など。
生ビールも冷え冷えです。
メニューの横に掛けられた大きな振り子時計がやけに気になるな~。相当古いものなんでしょうが、綺麗に磨かれていました。
時を刻む古い時計、揺れる振り子。ここの建物の雰囲気と相まってなんだか不思議な魅力があります。
生ビールとおつまみ
キンキンに冷えたジョッキに注がれた生ビールは「ウメ~~~~!プハ~~~!」。
おつまみの「行者ニンニクの漬物」、これがまた独特な香りがして美味しい。
乳酸発酵した酸味と行者ニンニクの持つ香りが癖になりそうな味。田舎の漬物ですね~。
馬肉うどん
友人オーダーの馬肉うどん。濃いめで甘もっくらとしたツユにコクがあります。
お肉は柔らかくてシッカリ味が染みているそう。
上田市の馬肉うどんの名店「中村屋」と比較してもらった所、どちらも甲乙つけがたいと言ってました。
中村屋のうどんの方が麺に太さがあるので、若干軍配はそちらに上がるかも・・とも。
中村屋の馬肉うどんの記事は以下からご覧くださいませ。
馬肉うどんのお値段は¥600なり。
みそおでん
こちらは味噌おでん。串に刺さったコンニャクが2枚、ちくわにさつま揚げ、ゴボウ巻。
具材自体には余り味がなく、大根も無しだったのでちょっと残念。
味噌ダレで食べます。¥650。
天ぷら蕎麦
昭和の天ぷら蕎麦。濃いめなつゆと、食堂らしい柔らかな食感のお蕎麦です。
ナルトがいいな~。
天ぷらは大きな海老で、プリプリとしていて美味しかった。¥750。
うどんも蕎麦も丼は小さめです。これだけだとちょっと物足りない感じもあり。
ビールとおつまみに馬刺し、それにプラスして食事だと丁度良いかもしれません。
馬刺しの食レポが出来ると良いのですが・・・私自身が怖くて食べれませんので出来ませんです。(*´ω`)ご了承下さいね。
上田市別所温泉「日野出食堂」営業時間と場所
*所在地
長野県上田市別所温泉1632
*電話番号
0268-38-2029
*営業時間
11:00~20:00
*定休日
木曜
*地図
まとめ
別所温泉の人気食堂「日野出食堂」、馬肉うどんと馬刺しを是非お試し下さい。
昭和の黄色いカレー、カツ丼も人気。
店内の雰囲気もレトロで素敵です。
別所温泉に来たら↓のお店にも寄り道を~。
別所の有名なお祭りは以下!
コメント
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