上田市上田原のテナントの一角、素朴な手書きの文字で書かれた看板が目印のパン屋「木村製パン」。
小さな店舗に行列が出来るのは、隔週土曜日だけの販売日。
知る人ぞ知る名店のパンは、信州産小麦を使った伸びのよい、シットリとデリケートな生地が秀逸。
オーナー木村氏は、都内の複数の有名店で経験を積み、紆余曲折を経て現在の上田店に至ります。
その経歴の凄さ、人間的な魅力が、パンの味に影響を与えているように感じます。
パン業界でも相当有名な方らしい。
現在は東京虎ノ門の新店「noya」を直営店とし、上田原本店ではゆっくりとパンを焼かれてます。
この度初めて販売日に伺って、パンを購入させて頂きました。
上田市上田原「木村製パン」
上田市上田原、長池公園や創造館のある通り沿いのテナントビル、「バードビル」1階に「木村製パン」があります。
駐車場は店舗前。
あまりにも目立たず、あまりにも素朴な看板と店舗。
にもかかわらず、開店前に既に10人以上の方が並んでおりました。
この寒空の中…
(どんなに美味しいパンなんだろう?)
13:00のオープンを、背中を丸めながら待ちます。
開店すると、今度は1人づつ店内へ。
ここからさらに待つこと数十分…
店内とパン
ようやく順番が回ってきて、中に入ると…
小さな小さな販売所。確かに1人づつしか入れないはずのサイズ感。
木村氏の奥様とお子様が接客をされていて、田舎らしいほのぼのとした雰囲気。
焼きたてのパンは数種類並んでいましたが、お目当てのパンドミー(食パン)は完売していました。
並んでいたお客さん、大きな籠いっぱいに買って行かれる方もおられたので仕方ないですね。
撮影許可を頂くのに声をかけると、木村氏が出て来られてラッキー♪少しですがお話も出来ました。
凄く気さくな、おまけに穏やかな口調と笑顔。
髭をたくわえた、とても魅力的な方でした。
小さなサイズのパンをすべて1つづつオーダー。
本当はじっくりお話を伺いたかったんですが、まさかの行列なので早々に店を出ます。
後ろ髪を引かれる想い、ってこのことだわ…。
パンを頂く
買ってきたのはこの6種類。
バゲットカンパーニュ、クロワッサン、チョコのデニッシュ系パンとチョコチップ入りの丸パン、チーズ入りとフルーツ入りのパン。
お値段は全部で¥1,600程。
信州産小麦と全粒粉、石臼挽き。
身体に良いものにこだわったパン達。
焼き直して食べたり、そのまま齧ったりしてみましたが…
「お~いしい」
過去何店ものパン屋さんをまわってきましたが、このパンは独特。
生地が…
まるで絹。
小麦の香りのドッシリ感と香ばしさ、生地の滑らかな舌触り。
これ、凄い。
クロワッサンとデニッシュの食感も…最高でした。ちょっと驚きのザクザク感。
是非味わってみて下さいませ。
「木村製パン」詳細はインスタから↓ 写真もコメントもセンスがあって素敵です。
木村氏の経歴などはネット上に情報があります、そちらもググってご覧になってみて下さい。
上田市「木村製パン」詳細
*所在地
長野県上田市上田原1175‐10バードビル1F
*営業時間
13:00~16:00
*営業日
隔週土曜(営業日などはインスタからご確認をお願い致します)
まとめ
上田市上田原の「木村製パン」、ちょっと特別なパンかもしれません、是非お試しを。
営業日はお早目にお出かけ下さい。
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