上田市福田にある和菓子屋「沓掛製菓(くつかけせいか)」は、青木村に本社工場がある地元民にはお馴染みなお店。
本社は既に50年近い歴史があって、店舗の方も長い事営業されてます。
青木村の道の駅にも商品が置かれているので、食べた事のある方も多いはず。
沓掛製菓と言えば、有名なのが「おやき」と銘菓「義民太鼓(ぎみんだいこ)」。青木村の方々なら手土産として重宝されているのではないでしょうか。
今回はこちら「沓掛製菓」さんの自慢のお菓子の数々を食レポしてみたいと思います。
上田市「沓掛製菓」
上田市街から青木村方面に向かう143号線、信号「福田」のちょっと手前、左側に沓掛製菓さんの店舗があります。
リカーランド現金屋さんより手前です。
駐車場は店舗前。シンプルな造りの和菓子屋さん。
沓掛製菓店舗内
店舗内、かなりスッキリとした感じです。事務所っぽくて簡素というのかな。
その変わりショーケースの中には美味しそうな御菓子が並んでました。
店にでていらっしゃったのはまだお若い男性で、息子さんでしょうか?年配の職人さんを想像してたのでちょっとビックリしました。
画像、光が反射してしまったので見づらいですが。
ショーケース内にはお饅頭、おやき、おはぎ、どら焼、水羊羹、パイ菓子やら団子、草餅などが。
上の棚にはお盆用のお菓子なども並んでます。
おやきは一つ¥120と、以前と比べると大部値上がりしてますね。まあどこのお店も同じなので致し方ありません。食べ物全体が高くなった今のご時世、給料は上がらないのにね・・・。
などとボヤキつつ、数種類のお菓子を購入しました。
帰り際に・・
「これ、良かったら食べてみて下さい」
と大福と草餅を「おまけ」として頂きました。
「ええ!嬉しい、ありがとうございます!」
何故か急に「沓掛製菓」さんをベタ褒めしたくなってきた・・・(≧▽≦)
野沢菜おやき
沓掛製菓のおやきは、その大きさと白さ、そしてフカフカとした皮が特徴的です。つやつやとした見た目が美味しそう。
原材料に膨張剤と書いてあるのはベーキングパウダー、もしくは重曹かな?
パンの様な食感で、皮に甘味があります。中の野沢菜はカリカリとした余り煮込まないタイプのもの。味付けも薄めで優しいです。
私的におやきの皮はネッチリ、モッチリ系が好みなので、沓掛製菓さんのものはあまり得意ではないです。
ただしこの沓掛製菓のおやき、独特なフワフワ皮にファンが多いそう。
おやきも色々ありますね~、奥が深い食べ物です。
黒糖饅頭とくず桜
餡タップリな黒糖饅頭は、薄皮で黒砂糖の風味が豊か。こしあんで美味しい!
好きだな~これ。¥90。
ういろうの様な食感の「くず桜」。モチ~~っとした噛み心地はたまらないです。
甘さは控えめかな。¥110。
くるみ団子と抹茶どら焼き
くるみの団子、何故か片面のみにクルミのタレが塗られてます。周りは甘辛醤油ダレ。
くるみは細かく摺られていて風味良しですが、もう少しくるみ食感のカリカリ感も欲しいかも。
団子は美味しい。一本¥90。
抹茶どら焼き。フンワリとした生地で粒あん、ほのかな抹茶風味。¥130。
義民太鼓
そして最後は信州青木銘菓「義民太鼓」。
青木村は江戸時代、百姓一揆が多かったんですね。百姓一揆を起こしたリーダーとなると当時は勿論死刑だった訳ですが、わが身を犠牲にして藩主に直訴した首謀者を「義民」と呼びました。
その義民をたたえ、さらに青木で有名な太鼓演奏がそのままお菓子に名付けられたという事なんでしょう。
青木村の義民太鼓の演奏は素晴らしいです。YouTubeから画像お借りしてみましたので興味のある方は是非ご覧ください。
で、義民太鼓のお菓子ですが、東京土産の「ひよこ」に似てます。白餡と柔らかでホックリとした皮が美味。
お茶受けにピッタリな美味しさでした。
上田市「沓掛製菓」営業時間と場所
*所在地
長野県上田市福田27-10
*電話番号
0268-21-1777
*営業時間
9:00~18:00
*定休日
不定休
*場所
まとめ
上田市沓掛製菓、青木村の名物菓子「義民太鼓」を食べてみては?
色々なお菓子からお好みを選んでみて下さいませ。
上田の和菓子なら以下のお店も是非!