上田電鉄別所線の「大学駅前」に、ちっちゃなパン屋さん「麦の笑」があります。
*追記2019年 こちらのお店は移転されました。詳細は以下の記事よりご覧ください。
こちらのパン屋さん、季節毎に旬の物を使った、天然酵母で焼き上げるパンが美味しいと評判です。
店の中は3人入ったら満員になってしまうという小さな規模ながらも、パンの美味しさが口コミで広がって大人気。
一体どんなパンがあるのでしょうか?
今回はこちら、「麦の笑」さんをご紹介しましょう。
自然のパン「麦の笑」
別所線の「大学駅前」、ファミリーマートの道を挟んだ向かいのテナント、その中の一つが「麦の笑」です。
本当に小さなお店なので、よく目を凝らして見つけてみて下さいね。
店舗前にはテナントの駐車場があるので、そちらに車を停めて下さい。
店は木の板の壁と、黄色いのれんがほんわかした雰囲気です。
麦の笑店内
店の中に入ると、「ちっちゃい」とビックリしてしまうかもしれません。
顔のすぐ前にパンが並んでいるという感じです。
しかしながら並べられたパン達の姿の愛らしさに「ほ~」っと見とれてしまうかも。
インテリアもとても可愛らしくて、木のぬくもりが感じられます。
この日は店主の旦那様だけがお店にいらっしゃいましたが、通常はご夫婦で営業されています。
東京都出身だそうで、お子さんが3人。2009年に上田市に移住し、こちらのパン屋さんを開かれたそうです。
自然で身体に優しいパン
季節の野菜や果物、そしてハーブや花などを使って酵母を起こして焼かれた天然酵母パンは、長野県産の小麦粉、そして調味料にもこだわった自然で身体に優しいパン。
この塩パンの巻き加減が凄く印象的です。
巻きが均一で、非常に丁寧に作られたパンだな~と分かりますよね。
お惣菜系のパンも甘いパンも、シンプルな食パンもどれも美味しそう。
バゲットもこの焼き加減です。
クープがシッカリ広がっていて、これはパリッパリで美味しいでしょうね~。
定番のベーコンエピもふっくらと焼けてます。
相変わらず迷いに迷って私が購入した品は、この画像にある「ゴーダチーズとくるみ」のカンパーニュ、そして「リンゴとシナモンロール」、「チョコチップカンパーニュ」。
蜂蜜とナッツのベーグルとピザも欲しかったな~、でも食べきれないので今回は3品で。
お値段が安めですね、天然酵母のこだわりパンでこのくらいのお値段だと非常に買いやすい。
「天然酵母ですので、焼きなおして食べて下さいね」と店主さん。とてもソフトな口調の、穏やかな雰囲気な方です。
麦の笑のパンの味
家に帰ってから早速食べてみました。そのお味はというと…
りんごシナモンロール
まずはこの「リンゴシナモンロール」、天然酵母特有のもっちり感と酵母の香りがします。
ちぎる時にパン生地がすごく伸びる、もっちりと。
パンの中には煮たリンゴのスライスと、シナモン、くるみが入っていて、噛むたびに優しい香りとくるみの食感が口いっぱいにひろがります。。
「おおお、これは美味しい」。
とにかく生地が美味しいです。何の酵母なのかな?不思議なフルーティーな香りがします。
甘さはかなり控えめ、その分パンそのものの美味しさが良く分かるんです。
チェダーチーズとくるみのカンパーニュ
こちら「チェダーチーズ&くるみのカンパーニュ」。
これも本当に美味しいです。チェダーチーズのおこげの香ばしさ、ザクザク入ったくるみの食感が素晴らしい。
パンの表面は非常に固めですが、割るとふんわりとしてもっちり、フワ~っと薫る酵母の香りが実に美味しかったです。
チョコチップカンパーニュ
何だかほめ過ぎ?になってしまいますが、こちらも「うまい!」
中のチョコ、これが苦みのある美味しいチョコなんです。
普通パンの中のチョコってあまりこだわりを感じないのですが、このパンはチョコが美味しい。
チョコがタップリ入っていて、パン生地もめちゃウマです。
「ええ~ちょと、美味しすぎ、この麦の笑さんのパン」
麦の笑さんの店舗の中に置かれている紙、そこに書いてあったのですが、
「米澤製油の菜種油、きび砂糖、自家製野菜使用」
「柔らかいパンにはオリエンタル酵母のイースト使用」だそうです。
ホントに美味しいパンでした。
「麦の笑」営業時間と場所
*所在地
長野県上田市下之郷288-1
*電話番号
0268-38-6009
*営業時間
10:00~17:00
*定休日
毎週月曜
*場所
まとめ
上田市にある天然酵母の自然パン「麦の笑」さんをご紹介しました。
噂には聞いていましたが、本当にすごく美味しいパンでリピート確定です。
売り切れ次第閉店してしまうので、お早目に行かれてみて下さいね。
こちらもこだわりのパン屋さんです↓