外観だけ見ると何の店なのかさっぱりわからない不思議な店「ニュービーナス」。
「ニュービーナス」という名前自体が怪しいじゃありませんか。
場所が上田の繁華街、テナント2階、「食事処」の登り旗はあるものの、誰でも最初は入るのをためらうのでは?
細い階段を上がっていくのは相当勇気がいるかもしれません。
しかし・・・
これが素晴らしく美味しいランチを頂ける食堂?喫茶店?でありまして。
しかもメニューの種類が多くてボリュームも満点!
可愛いイチゴのデザートまで付いてくるという素敵なお店。
それではこの怪しい店「ニュービーナス」をご紹介して参ります。
上田市ニュービーナス
上田市の袋町、夜になると怪しいネオン煌く、繁華街一角にあるのがニュービーナスです。
夜の街というのは・・・昼間は非常に間が抜けている感じがしますな。
店に近づくと、赤い屋根に「うどん」の旗がぶら下がってるのが見えて来ます。
「なになに?テレビの取材があったとな?」
な・なんとまさかの・・・・と書いてあるけど。
どうやら長野のローカルニュースとか番組で紹介されたことがあるようです。
とにもかくにも、この狭い怪しい階段を登ってみる事に致しましょう。
階段を上がりきると、このような謎な入口になっております。
薄暗い灯りの下に、シンデレラのパズルが入った額と亀の飾り物。
意味不明な生き物の飾り物もあります。
それにしても・・・入口から全く店の中が見えないというのは「こわい」ですね……(汗)。
ニュービーナス店内
中に入るとエプロン姿のお姉さまと渋いおじ様が。
「いらっしゃいませ~!」
と元気な声で迎えてくれました。
「こ・この内装は・・・・・」
昭和の香りプンプン。赤いソファーや黒い皮張りソファー、スナックを思わせるテーブルと灰皿。
インベーダーゲームの機械がテーブルになってるところなんか、まさに昭和。
ついたての中に入ってるプーさんととか猿のぬいぐるみが非常に気になってしまう。
ミレーやらゴッホの絵画が飾られつつ、サルのぬいぐるみ。
シャンデリアの豪華さと、3台の埃を被った扇風機のアンバランスでカオスな店内。
ニュービーナスメニュー
メニューがまた何故か可愛らしい。
それにしてもメニューの種類が凄いな~。
ハンバーグ、スパゲッティ、丼もの、定食、蕎麦、うどん、カレーにラーメン。
サンドイッチにトースト、ピザ、それにチョコレートパフェ。
飲み物の種類も凄い。
夜はアルコールもおつまみも楽しめそうです。アタリメなんていう懐かしいメニューもあり。
この他にも、カウンター上部に貼り出されているメニューもあります。
とにかく凄い数のお食事メニューがある。
ランチタイムは¥300以下の飲み物が¥100でセットに出来ますし、大盛りも頼めます。
ニュービーナスの不思議
このお店、開店してから既に40~50年という事で、まさに昭和の化石のようなお店です。
そういえば昔、ここに何度か来ていた事があってですね(汗)
スナックだったのか?それとも喫茶だったか?・・・ゲームで遊んだ記憶があるのですよ、あれはいったいいつの事だっただろう?
いずれにしても歴史を感じさせるお店ですね、今後も末長く営業して頂きたいと思います。
納豆オムレツと焼き魚ランチ
この納豆オムレツ、凄~く美味しかったです。味のついた卵焼きの中には大粒の納豆がネバ~っと入っていて最高。
付け合わせも大量。
煮物は出汁が効いていて煮加減がパーフェクト、サラダも新鮮、つけものは「しば漬け」。
ご飯も量が多くて柔らかく、みそ汁も美味!
マヨネーズとかドレッシングなんかの調味料はカゴに入ってそのまんまドン、と出て来ます。
こちらは焼き魚定食で、サバ文化干しです。
かなり焦げてますが・・・
どの味付けも家庭的でおふくろの味です。誰でも好きなかんじの。
とにかく量がタップリで満足感も半端ない感じ。
デザートとコーヒー
デザートに出て来た「フルーツのヨーグルト和え」。
お腹一杯なのにサッパリと食べられました。美味しい。
コーヒーも美味しいです。
シュガーポットも昭和のもの。いいですね~。
これだけ堪能して全部で一人¥750。
お腹一杯、美味しく頂きました「ごちそうさまです~」。
BGMは無し、テレビが2台ついてますが、昭和の店の特徴ですね。
お店の方は皆さん人懐こい感じで素敵です。
上田市「ニュービーナス」営業時間と場所
*所在地
長野県上田市中央3-9-7石坂ビル2階
*電話番号
0268-27-5753
*営業時間
月~木曜 11:00~18:00
金曜 11:00~22:00
*定休日
土日祝日
*場所
まとめ
上田市袋町の「ニュービーナス」さん、昔ながらの昭和的な食堂兼喫茶です。
ランチ時間は若いサラリーマンの方とかOLさんで賑わってますよ~。
種類豊富なランチを食べに行ってみて下さいね。
喫煙可です。