子供のアトピー、アレルギー、大人の花粉症など、今時を生きる私達にはちょっと困った症状が現れます。
昔はそんなものはほぼ無かった訳ですが、これ、原因は一体何でしょう?
化学物質、添加物、排気ガス、放射能、色々と考えられますが、一般的に身近な物として、まず食べ物が上げられます。
野菜や果物の農薬、お菓子やインスタント食品のてんこ盛り添加物、肉の成長ホルモンだとか抗生物質、それに魚の汚染。
現代社会において避けては通れないものではありますが、現在アトピーなどで悩む方には本当に切実な悩みかと思う訳です。
私の子供達もアトピー&アレルギーを持ってますので、そこら辺、よ~~く分かります。
で、今回ご紹介するお店はそんな方々の救世主的存在の「自然食品店」。
「のうのう」と言います。
無農薬、無化学肥料で育てた野菜、添加物の無い食べ物や日用品がズラリ。
マクロビオティック、ベジタリアン、オーガニック食品にこだわる方にお勧めなお店です。
マクロビについては記事下の方で詳しくご紹介していきます。
上田市Natural&Vegitable「のうのう」
ナチュラルショップ「のうのう」、場所は上田市の保野にあります。
別所街道のツルヤ塩田店を通り過ぎ、信号「保野」を過ぎたらちょっと行った左手。
登り旗が出ているので分かるかと思います。
店舗前が駐車場。
のうのう店内
「のうのう」を営むのは東京から移住されて来た若きご夫婦。
無農薬で野菜を作るため、農業にもいそしんでおられます。
そんなわけでまずは無農薬野菜の販売コーナー。
この日は大根、人参、レモン、グレープフルーツ、くるみがありました。お値段はスーパーなどと比べるとやはり高めです。
が、レモンなんかは皮ごと利用できるので安全。ようは安心を買うという事ですね。手間暇もかかっている訳ですし。
私の友人にも無農薬栽培の野菜を育てていた人がいまして、彼女が良く言っていたのが「野菜を買うなら小さい物を選ぶ方がいいからね~」という事でした。
自然栽培される野菜は小さいのだそうです。
確かにこの大根、細くて小さくて、スーパーのあの大根足のような太いものとは別物でした。
日用品あれこれ
オーガニックのサニタリーコーナーには、コットン製のショーツ、それにナプキンが並んでいます。デリケートな部分にあたる物なので、かぶれたりする方にも良し。
初潮を迎えた女の子に、早い時期から使わせてあげると良いかも。
天然素材のシャンプー、石鹸、住居用の消臭抗菌剤などなどもあります。
奥には麻(ヘンプ)で出来た靴下、ショール、手袋などが。基礎化粧品なども天然素材です。
書籍コーナーにはオーガニック、マクロビ、経皮毒などについての本が色々ありました。
経皮毒というのは、シャンプーや洗剤などの人体への影響についての本です。
昔ながらの下駄&ぞうり。素足に履いたら健康的ですが、現代人には中々・・・。
食品
自然食品では有名な「オーサワ」の商品が多いです。
油、調味料、レトルト食品からパスタ、ラーメン、粉類などなど、日常使いするものは全て揃っております。
アルミニウムフリーのベイキングパウダー、うま味調味料など添加物不使用の天然だしも。
オーガニックハーブ、カレー粉、紅茶なんかも色々な取り揃えです。
蜂蜜、ドライフルーツなども。
こちらはチョコレート。
フランスやスイス、ドイツから輸入された、乳製品、砂糖、乳化剤を含まないチョコ。カカオタップリで身体に良いチョコレートです。
フレーバーも色々あって美味しそう。
食器
完全無薬剤の食器は木製。
おたまやしゃもじ、フォークスプーンに味噌汁椀など、薬品漬けされた食器でない安心な物。
我が家ももっと余裕があったら揃えたいところですが…。(´-ω-`)
我が家の百均の食器、ちょっと危機感感じてます(汗)。
店主さん&パン屋さん「麦の笑」の事
この日、先客の方とお話中だった店主さん、なんと私が店を出た後に追いかけて来てくれました。
「すみません、お相手出来なくて」
となんとも優しい。
マクロビって何?という方に
マクロビオティックというのは、1920年代、桜沢如一という方が広めた食養方法です。
世界に広まったこの食養法は、健康、長寿の食事法として長きに渡り多くの方が実践し、結果を残しております。
その方法ですが、玄米を主食として野菜、穀物、豆類などの自然食を食べて行く訳ですが、詳しくは以下、ネットの辞典「Wikipedia」から引用してみます。
玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを副食とすることを基本とし、独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを考える食事法である。
おおむね以下のような食事法を共通の特徴とする[4]。
- 玄米や雑穀、全粒粉の小麦製品などを主食とする。
- 野菜、穀物、豆類などの農産物、海草類を食べる。有機農産物や自然農法による食品が望ましい。
- なるべく近隣の地域で収穫された、季節ごとの食べものを食べるのが望ましい。
- 砂糖を使用しない。甘味は米飴・甘酒・甜菜糖・メープルシロップなどで代用する。
- 鰹節や煮干しなど魚の出汁、うま味調味料は使用しない。出汁としては、主に昆布や椎茸を用いる。
- なるべく天然由来の食品添加物を用いる。塩はにがりを含んだ自然塩を用いる。
- 肉類や卵、乳製品は用いない。ただし、卵は病気回復に使用する場合もある。
- 厳格性を追求しない場合には、白身の魚や、人の手で捕れる程度の小魚は、少量は食べてよいとする場合もある。
- 皮や根も捨てずに用いて、一つの食品は丸ごと摂取することが望ましい。
- 食品のアクも取り除かない。
- コーヒーは身体を冷やすので避ける。
- 「一物全体」「身土不二」「陰陽調和」の、三大理念を柱に持つ。
出典:Wikipedia
という訳ですが、ご興味のある方は書籍などで勉強されてみるのも良いですね。
久司道夫のマクロビオティック 入門編 (Kushi macro series)
上田市Nacyural&vegitable「のうのう」詳細情報
*所在地
長野県上田市保野292-2
*電話番号
0268-71-6561
*営業日、定休日などは不定です。詳細は以下、「のうのう」公式ブログ、およびフェイスブックからご確認をお願い致します。
*場所
まとめ
上田市の自然食品店「のうのう」、アレルギーや身体の不調などがある方は覗いてみてはいかがでしょうか。
あなたの大切な身体は毎日食べているものから作られています!