さっぱりとお蕎麦が食べたくなったので出掛けたのは、東御市の国道18号線沿いにある蕎麦とうどんの「元禄」。
あまり主張し過ぎない控えめなお蕎麦屋ですが、創業は平成元年という長い事営まれているお店です。
こちら「元禄」のお蕎麦、白くて細くてツルツルと食べやすく、鰹出汁の効いたツユがよく絡みます。
今回は「割子四舞」をオーダー。ついでにクルミダレも付けて見ました。
非常に美味しかったのでご紹介~。
東御市「元禄」
東御市の「本海野」という信号の近く、本海野郵便局の道を挟んだ斜め前辺りにあるのが「元禄」です。
お蕎麦屋らしい落ち着いた和の風情。
駐車場は店舗前です。
元禄店内
こじんまりとした店内は、窓際に小上がり7席、テーブル席が4つほど。
静かな空気がながれてます。
お客さんもご年配の方が多く、皆さんゆっくりとお蕎麦を楽しまれている様でした。
入口の近くにはこのような「炉端」がありました。ここに座ってメニューを見ていると、店の奥様が蕎麦茶を運んで来てくれました。
メニュー
まずはお昼のおすすめセットメニュー。
ミニ天丼セット、ミニネギトロ丼セット、野菜天丼にイカ野菜天丼のセットは、それぞれ蕎麦かうどんが付いてきます。
煮込み鍋などは冬季限定らしい。
通常メニューがこちら。
温、冷それぞれのうどんと蕎麦が色々。ご飯ものは鶏そぼろ膳や天重など。
単品メニューは丼物各種。
デザートに揚げ餅、そば団子、蕎麦アイスなんかがあります。
写真の付いたメニューには、豪華なセットメニューも。
元禄は天ぷらが美味しいと評判。
さて、私は「割子四舞」という聞きなれないメニューを頼んでみる事にしました。
割子3枚、5枚もあります。
割子四舞って?
割子(わりご)って何だろう?と思って調べてみると・・・
島根県の出雲地方で食べられる郷土料理の事でした。
出雲地方では昔から重箱の事を「割子」と呼んでいるのだそう。
江戸時代、蕎麦を野外で食べる為に用いたのがこの赤くて丸いお椀。これを重ねて持って行ったそうです。
お江戸ランチですわ。
で、食べ方にも特徴がありまして、ツユを直接この椀の中に入れて食べるのが正解。
薬味も別に添えられて出て来ます。
それぞれのお蕎麦の上には色々な具が乗ってます。
ゴマ、海苔、なめこおろし、とろろ。
お椀にツユと薬味を入れて食べます。
美味しい。細麺に具とツユが絡んで美味。
出雲の方々は食べたのか?知りませんが、くるみダレも別注文で頂きました。
このクルミダレがまた美味しかった~~。甘さとしょっぱさが絶妙です。
信州人はやっぱりこれだ~~。
天ざる
こちらは天ざる。天ぷらの衣が薄くてカリカリ!天つゆが別に付いてくるのも特徴です。
サックサックな天ぷらは絶品。
割子蕎麦4枚は私には多すぎまして、ひと椀だけ友人に食べてもらいました。
お腹いっぱ~~~い、美味しいお蕎麦で大満足でありました。
ごちそうさまでした!
東御市「元禄」営業時間と場所
*所在地
長野県東御市本海野1364-1
*電話番号
0268-64-2922
*営業時間
お昼 11:30~14:30
夜 17:00~20:00
*定休日
火曜
*場所
まとめ
東御市「元禄」の割子蕎麦、是非お試しを~~!!
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