東御市「児玉家住宅カフェ」ドイツ人女性が作るオーガニックなサンドイッチを明治時代の長屋で

2022年6月、東御市和にある「児玉家住宅(こだまけじゅうたく)」内にカフェがオープン致しました。

 

「児玉家住宅」とは、国の登録有形文化財に指定されている家屋の事でして、今から約120年前、明治時代に建てられた古民家。

その佇まいが「国土の歴史的景観に寄与している」との事から文化財となりました。

そんな古民家内にカフェが出来た訳なんです。

 

でですね、このカフェを営むのは、児玉家の現当主のお孫さんに当たる若き男性「寧(ねい)」さん、そして奥様のドイツ人女性アネマリーさん

カフェではアネマリーさんの手作りでオーガニックなサンドイッチとカレー、ケーキなどが楽しめます。

 

古民家の蚕室や中庭を見学するも良し、カフェを楽しむも良しな「児玉家住宅カフェ」ご覧ください。

 

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東御市「児玉家住宅カフェ」

児玉家住宅の場所ですが、上田市方面からだと東御市サンラインの信号「井高」を左折。

そのまま道なりに上がって行きますと右手。立派な石垣のある土蔵が見えてきます。

ナビを使って行ってみて下さいませ。

「児玉家」の看板が立ってます。

駐車場は道路挟んだ建物前、もしくは正面向かって右側。広いです。

カフェのオープンは日曜と月曜のみ。

11:00~17:00。

凄く迫力のある門をくぐって入って行きますと。

ドッシリと重厚感のある児玉家母屋。こちらも大迫力です。

庭も広々としていて、鯉が泳ぐ池もありました。宅地面積はなんと900坪。畑や竹林なども含めると2000坪だそうな。

「すご~~~い」

母屋の玄関。

明治時代の写真、パンフレットなどが置かれていました。明治の頃そのままの状態です。

 

奥の座敷は生活空間のため入れません。現役で4世代のご家族が暮らしておられます。

 

で、カフェが何処なのか分からず迷っていると、

「カフェですか?こちらへどうぞ~」と母屋から顔を出してくれたのがアネマリーさんでした。

長屋のカフェ

12棟のもの建物がある敷地内、その中のこの古い長屋、ここに「カフェ」があります。

入口辺りは古い農機具なんかが置かれていてびっくりしますが・・

奥は綺麗にリフォームされた、雰囲気のあるカフェになってました。

メニュー

ドリンク

信州りんごジュース¥200

自家栽培ミントティー¥200

オーガニック珈琲(ホットorアイス)¥350

ラテ(ホットorアイス)¥400

チャイ(ホットorアイス)¥400

食事

米粉パンのベーコンサンドイッチ・サラダ・ドリンクセット¥1,000

自家栽培野菜のカレー(白米or玄米)・サラダ・ドリンクセット¥1,200

季節のジャムケーキと玄米粉のケーキ、チョコケーキ各¥400

畑で栽培されている葡萄を使ったワイン製造もされているそうで、「児玉邸メルロー」のボトルワインの販売もされてます。

無農薬のお米、シャインマスカットも作られているとの事。

ベーコンサンドイッチとアプリコットジャムのケーキ

オレンジ色の花が添えられた美しいサラダとサンドイッチ。

全て無農薬、自家栽培の野菜を使用。

パンはドイツの「サワードウ」のような酸味が。

ライ麦粉から酵母を起こすと出る酸味です。苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、本場ドイツの味わいのパン。

米粉なのでモッチリとした歯応えがありました。

片面にチーズ、風味豊かなベーコンとシャキシャキとした生野菜が合う。

サラダもカラフル。ミントやバジル、パセリの葉が大量に入ってます。

ヴィネガーのシンプルな味付けですが、美味しい。

こちらはアプリコットジャムのケーキ。

膨らし粉の素朴な味がします。

手作り感があって良いし美味。

ドリンクにはチャイを頂きました(チャイの場合はプラス¥200でセットになります)。

アネマリーさん

ドイツ中心部のエアフルトという町の出身だというアネマリーさん。

気さくで明るい女性で、現在は2人のお子様のお母さん。

 

日本語ペラペラで会話も弾みます。ドイツの事や旦那様との馴れ初めなども教えて頂きまして、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

そして

日本語とドイツ語がペラペラな小学生の娘さんが、蚕室へ案内してくれました・・

蚕室

母屋の裏にある蚕室の建物。とても大きい。

とにかく広大な敷地だという事が分かります。

全て昔のまま、時が止まったかのような空間。

なんだか不思議な気持ちがします。

そういえば、児玉家の敷地内、何とゼロ地場なのだそうです。確かに・・気持ちが良いような・・。

 

ご興味のある方は是非こちらも見学してみて下さい。

 

また、児玉家の無農薬不耕起の玄米、白米、無農薬のシャインマスカット、ワインなどの通販は以下のサイトからご覧下さい。↓

私たち家族は、長野県東御(とうみ)市にある国の登録有形文化財「児玉家住宅」に、4世代7人で暮らしています。大正11年生まれの父、一彦(かずひこ)。昭和26年の俊一(しゅんいち)と28年の妻、恵仁(えに)。次男で昭和61年の寧(ねい)と、同い年の妻でドイツ人のアネマリー。その娘の心美(こごみ)と和波(ななみ)の計7人です...

 

ちょっと異色で珍しいカフェですが、古民家で4世代が同じ屋根の下で暮らす姿、自給自足を目指す若きご夫婦の様子に羨ましさを覚えました。

素敵なご家族、カフェでありました。

ごちそう様でした。

東御市「児玉家住宅カフェ」詳細

*所在地

長野県東御市和7785

*電話番号

0268‐62‐0393

*営業時間

11:00~17:00

*営業日

日、月のみ

まとめ

東御市の登録有形文化財「児玉家住宅」にオープンしたカフェ、色々刺激的で素敵なお店でした。

是非行かれてみて下さいね。

東御市はこちらのお店もおススメです↓

東御市「わざわざ」厳選素材のパンと自然派雑貨が旬な話題店

東御市「mimi Lotus」ネパールの風を感じる焼き菓子とチャイの専門店

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コメント

  1. 上野哲人 より:

    児玉泉さんの元同僚(日本ユニシス)上野哲人と申します。
    そちらの児玉家が泉さんの生家になるのでしょうか。若い頃に東京でご一緒させていただきました。今も東京にお住まいと思いますが、お元気でお過ごしでしょうか。消息をご存知でしたらお知らせいただければ幸いです。

    • ゆーみん より:

      上野様

      コメントありがとうございます。
      申し訳ありませんが、児玉家さんの詳細は私には分かりかねます。
      直接お電話して頂くのが良いと思います。宜しくお願い致します。