上田市真田にある蕎麦処「元祖真田流手打ち蕎麦 佐助(さすけ)」。
「佐助」って店名だけで、なんとなく行きたくなりません?真田流、ってのもカッコいい。
真田十勇士にちなんだ、あの「佐助」からの命名かと思いますが、中々風情のある店でして。
江戸時代の古民家、ドッシリとした佇まいが良いんです。築350年の建物を、飯山市から移築したのだとか。
田舎らしい周囲の山の景色も良いし、空気も美味しい。
観光で来られる方にも喜んで頂けそうなロケーションに存在する店です。
そしてお蕎麦ですが、こちら店主様の蕎麦畑で収穫される自家栽培の蕎麦を、二八、手打ちで提供。つなぎの地粉にもこだわりがあります。
ひぐらしの鳴く声に夏を感じながら、冷たい蕎麦、ツルツルと頂いて参りましたのでご覧ください。
上田市真田「佐助」
上田市真田、「お屋敷公園」や「真田氏歴史館」からちょっと上った、真田東部線沿いにある「佐助」。
ちょっと小高い場所にあるので、ぐ~~んと登ります。
ちなみに、道路沿いお隣には「蕎麦処 真田」があります、お間違えなきよう。
駐車場に車を停め、建物を眺めます。
以前は茅葺の屋根だったようですが、直されてますね。
店は1971年からの営業だそうですので、かれこれ50年以上の歳月を重ねているわけで。
凄いな。
赤いノレンが似合う店。
周囲には山と青空、それだけです。
店内
ノレンをくぐると、古民家らしい薄暗さ。黒々とした天井に迫力を感じます。
古めかしい香りもそこはかとなく。
入口辺りにカウンター席、そしてテーブル席。
店の奥をみると、広い床張りのお座敷がありました。
収容人数はかなり多い模様。
入口近くにあった薪ストーブが素敵で、しばらく見とれておりました。
店内に流れるBGMはクラシック。ヴァイオリンの音色でゆったりとした心持になれます。
メニュー
店の女性スタッフさんが運んで来てくれたキュウリの漬物を、ポリポリとかじりながらメニューを拝見。
まずは冷たい蕎麦。
ざるそば¥600は安いなあ。
温かい蕎麦がこちら。
メニューはこれだけで、いたってシンプルです。
野菜天ざるを頂く事に致しました。
野菜天ざる
天ぷらは薄衣で、ズッキーニ、ナス、サツマイモ、えのき、春菊。
カラリと揚がってます。
蕎麦の量、上田市のお蕎麦屋さんとしては少な目?な感じですが、普通と言えば普通。
麺は太めで平たく、蕎麦の香りがシッカリします。
通常の田舎蕎麦のガッシリとした歯ごたえではなく、柔らか。
ツルツルとのど越しが良い。
ツユは醤油のパンチが効いていて、ちょっと辛い感じでしょうかね。
蕎麦湯を飲もうとツユのお椀にいれたものの・・・
しょっぱくて、お椀の上ぎりぎりまで追加し、半分程飲みました。
ツユの量も多めなのでご注意下さいませ。
さて、こちら「佐助」、一日一組限定で民宿としても営業されておられるようです。
蕎麦打ちの体験をしたり、山を散策したり、自然を満喫しながらノンビリとした一時を過ごせます。
詳細は「佐助」公式HPよりご覧になってみて下さい↓
田舎らしい趣のあるお蕎麦屋さんでありました。
ごちそう様でございました。
上田市 元祖真田流手打ち蕎麦「佐助」営業時間
*所在地
長野県上田市真田町本原3023
*電話番号
0268‐72-2287
*営業時間
11:00~14:00
*定休日
毎週月曜
まとめ
上田市真田の手打ち蕎麦「佐助」、50年という長きに渡って営業されているお店です。
店主女性が一代で切り盛りしておられるというのに驚き。
女性らしい柔らかな手打ち蕎麦でございました。
真田に来たら是非こちらも行かれてみて下さいませ↓
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