鉄道マニアでは全くない私ですが、「夢ハウス」という名所に出向いてみました。
上田では知る人ぞ知る有名観光地らしいんですが、わたくし地元民ながら全然知りませんでした。
で、ここの何が有名なのかというと「特急あずさ」の先頭車両がそのまんま展示されているという事。おまけに車両内で宿泊も出来るそう・・・。
宿泊以外でもお昼ご飯を頂けたり、車両を見学する事も出来ます。
今回はこちら「夢ハウス」にて、特急に乗車しつつランチのお蕎麦を頂いて参りました。
中々異色な体験でありましたのでご紹介です。
上田市「夢ハウス」
上田市小牧、千曲川に架かる「小牧橋」から塩田方面へと向かう道の途中、ちょっと奥に入った場所にある「夢ハウス」です(地図は後程)。
工場のような建物の中には183系「特急あずさ」の先頭車両が顔を出してます。
上田市民の私には「あさま」の方が馴染み深いんですけどね~。
駐車場が建物裏手にあったので、そちらに車を停めました。10台分程があります。
夢ハウス内部
入口を入るとまるで体育館のように広々としたスペース。そこにあずさの車両がド~~ンと置かれていました。
靴は入り口で脱ぎ、スリッパに履き替えます。
テーブル席もこのように置かれていて、厨房の手前には「こたつ」も。
階段からは2階に上がれるようにもなっている様子。
鉄道好きなマニア向けの様々な飾り物があります。
あずさに乗車
なにはともあれ乗車してみる事に。
昭和時代を彷彿とさせるデッキに足を踏み入れます。
「あ~~懐かしいな~~~」
車両内は以前のまま、座席シートや棚、窓のカーテンや照明も特急だ。
畳が敷かれてお座敷スタイルになっているものの、電車の雰囲気はバッチリ残されていました。
宿泊される場合はこのお座敷に布団が敷かれるそうです。
座席番号もそのまま残されてる!
嬉しくなってすぐにシートに深々と腰かけてみました。
先頭車両は自由席だったんですか~。
デッキ付近にはトイレ、洗面もそのまま。トイレはウォッシュレットに改造されていて現役で使用出来ます。
運転席も当時のまま。
年期が入って錆びの出たパネル辺りの感じがレトロです。
こちらの店主さんは1996年、このあずさ号をJRから譲り受けたそうです。夢を追いかけ実現させて今に至りますが、まさに「夢ハウス」として多くの人の夢をかなえるお手伝いをされてますよね。
中年主婦も思わず感動、懐かしむ事が出来るんですから素晴らしい。
食事メニュー
夢ハウスの見学と食事は午前11:00~午後14:00まで。
メニューは手打ち蕎麦とうどん、それにあずさ号釜飯やピザとなってます。
体験メニュー
手造りの靴、十割蕎麦の手打ち教室、D51本菓子造り体験などが出来ます。
あずさ号の自動ドアと警笛体験が¥1,000?面白いな。
さて、地元民の私はお安い「かけ蕎麦」をオーダーしてみました。
友人は「かけうどん」を・・・。
かけ蕎麦&かけうどん
お蕎麦は細麺で食べやすい更科蕎麦、ツユも非常に美味しかったです。
車両内で食べるとまるで【駅そば】ですね。
うどんは何故か関西風で透き通ったツユです。友人いわく、余り好みではないそう。
他の方のブログなどを見てみると、「あずさ号釜めし」が抜群に美味しいとか。
かの有名な「峠の釜めし」をはるかに凌ぐ味付けだそうですよ~、これは食べてみたかったな。
あずさの動画
懐かしの183系あずさの動画をYouTubeより貼ってみます。懐かしい姿をご覧くださいませ。松本発~新宿行き、信濃の国も流れてます!
夢ハウスに泊まってみたい!という方は以下のホームページからどうぞ。
子供さんを連れて行かれると喜ばれるかも?!
上田市「夢ハウス」営業時間と場所
*所在地
長野県上田市小牧1204
*電話番号
0268-27-4130
*営業時間
11:00~14:00
(宿泊の方は16:00チェックイン)
*定休日
毎週月曜&毎月14日
*地図
まとめ
上田市小牧の民宿&食事処「夢ハウス」、泊まってみるのも楽しそうですね。
鉄道好きな方は是非どうぞ!先頭車両に泊まれるのは日本でここだけだそうです。
夢ハウス直ぐ近くのこちらのお店も行かれてみて下さいね。