上田市真田にある「駅前食堂」でお昼ご飯です。
電車は無いのに何故に「駅前食堂」なのかと申しますと、その昔上田交通の「真田傍陽線」というのが走っていたそうで、その駅があったらしいんですね。
昭和2年に開通、昭和47年に廃線になってしまったそうですが、店自体は創業55年程だと店のおばちゃんが教えてくれました。
55年の歴史ですから、もう昭和の香りプンプンなお店でございまして。
しかもお昼時は大抵混んでます。
今回はこちら「駅前食堂」にて、名物「かつ重」、そして「味噌ラーメン」を頂きましたのでレポ。
上田市真田「駅前食堂」
上田市街から菅平方面へと続く144号線、真田の地域自治センター(役場)へと曲がる「荒井」という信号の少し手前、右手にあるのがこのお店。
ちょっと小高い場所にあり、木々が鬱蒼としているので分かりにくいです。
外観が古めかしくて昭和ですね~、看板なんか読めなくなってるじゃん・・。
しかしながら店舗前は車がビッシリ。
店内
中は予想通りでした。三角巾のおばちゃんと、緑いろの床・・・、テーブルとパイプ椅子。
これぞ昭和な食堂だわ。
この日、訳あってスッピン、しかも地味なジャージ姿だったので、まったく違和感なくスルリとこの風景になじめました。
化粧してないと、ほんと気分が楽だわ~♪誰~も見もしない(爆)。
小上がり席の壁には、昔の写真が沢山貼られてます。ノスタルジック!
テレビの音声が流れ、おじちゃんとおばちゃんが世間話に花を咲かせる風景。
厨房では数名の男性が調理してました。お客さんも次々と来店し、中々活気があります。
メニュー
カウンターの上に貼り出されたメニューには、うどん、ラーメン、丼もの、定食などが。
うどんのメニューが一番多いです(引き延ばして見て下さいね)。
お値段はラーメン¥500~一番高い「ポッポや定食」¥1020まで色々。カレーも¥500です。
安いな~。
かつ重
特製醤油ダレの「かつ重」、ごはんの上に海苔が敷かれ、キャベツの千切りにカツ。
こちらが¥760。
おふくろの味的味噌汁は白菜。
カツは衣がサックサックでお肉も柔らかです。
昔の揚げ物、という味がします。
ただ醤油ダレ・・・私的にはあまり好みではないかも。味が薄めでお肉の味が強く感じてしまいました。
カツ丼の方が良かったかもな~~。
味噌ラーメン
シンプルな味噌ラーメンは¥550。
味噌の良い香りがプ~ンとして来ます。
麺は細くてチジれてます。
スープがかなりショッパめなので、食べていた友人、水を飲みつつズルズル・・・。
でも味は美味しいそう。
チャーシューも美味。
来店されているお客さん、ほとんどの方が「ラーメン&ライス」を召し上がっておられました。ご飯付きだと、スープの辛さが丁度良いハーモニーなのかもしれません。
昔ながらの「肉うどん」なんかも美味しいかもしれませんね。
懐かしさを感じさせる、古き良き食堂でした。地元の方がたに愛されているお店なのでしょう。
ごちそう様でした!
上田市真田「駅前食堂」詳細
*所在地
長野県上田市真田町本原914-11
:電話番号
0268-72-2535
*営業時間
11:00~13:30
17:00~20:00
*定休日
日曜
*地図
まとめ
上田市真田「駅前食堂」、昭和を感じる建物と味わいでした。よろしければ行ってみて下さいね。
真田はこちらのお店もいかが?
コメント
いつも駐車場は、いっぱいですね(*^。^*)
自分はちゃーしゅーめんをローテです~
今度は、上田よりの恐竜のあるお店にどうぞ♪
ちび様
チャーシュー麺ですか、なるほど~(*^-^*)昭和の味で美味しいんでしょうね。
恐竜のお店は行ってみたいと思ってました。今度勇気を出して行ってみます!(≧▽≦)
「駅前食堂」健在は嬉しいですね。
チェーン店を好む人も多いようですが、従業員全員雇われではいつまでたってもドライな気がして、こういった個人店を応援したくなります。
傍陽線との分岐駅、本原の次の駅「北本原」の駅前でした。線路は144号線の拡幅用地になり、アスファルトの下に眠っています。
ももんが様
コメントありがとうございます。「北本原駅」だったんですね。当時はどんな姿だったのか想像も出来ませんが、きっと素晴らしい風景が広がっていたのでしょう。
殺伐とした現代ですが、「駅前食堂」のようなお店、いつまでも残って欲しいものですね。