小諸市の山の中、登坂の続く民家の中に一軒のパン屋さん。
2019年にオープンしたという「ヒトキトベーカリー」です。
水曜と土曜の2日間だけ営業されているこのお店、営業日は行列が出来る程の人気店だとか。
私が伺った日は家族連れの方が多く、子供達が楽しそうにパンを選ぶ姿が印象的でした。
店主女性様の顔に滲み出る「優しさ」が、そのままパンになっているのでしょうか。購入したパン達は、実に優しい、どこか懐かしい味わいでありました。
驚くほど古めかしい古民家の一角にある「ヒトキトベーカリー」、ご覧くださいませ。
小諸市「ヒトキトベーカリー」
「ヒトキトベーカリー」へのアクセスですが、上田方面からですと小諸インター手前、浅間サンラインの信号「新井」を左折。
そのままずんずん登って行くと右手にあります。
上画像の看板を目印に行かれてみて下さい。
地図はこちら↓
駐車場は店舗前に数台分。
（一体いつ頃の建物なんだろう？）
店に到着し、真っ先に驚いたのが、この古民家の圧倒的な古さ。
ところどころ剥がれ落ちそうな気配の土壁、昔のままのガラス窓と、風雪を耐え忍んだ色の変わったトタン屋根。
風情を感じつつも、(リフォームは大変だろうなぁ）と、ひとしきり眺めました。
しかしながら、ベーカリー部分は綺麗にリフォームされており、今時のパン屋さんらしい明るい雰囲気になっております。
店内
店に入ると、奥に製パンエリアがあり、手前がパンの販売店となっていました。
可愛らしいサイズ感のお店で、どこかほっとする「町のパン屋さん」的雰囲気を感じます。
パンを選んでいた数人の子供達が、店主女性と親し気に、学校の事について話してる。
ほっこり癒された一場面。
パン
並べられたパンは自家栽培、および国産小麦、天然酵母使用。
バターは、放し飼いで草を食べた牛のみ、から作られる「グラスフェッドバター」。
甘味は「粗製糖」で、パンの中に入る野菜やフルーツの素材はオーガニック。
うむむ、こだわりが素晴らしいですわ。
食パン、カンパーニュ、マフィン、スコーンを始め、大人気だというベーグルの種類が多いです。
この日は7種類のベーグルが置かれていました。
プレーン、レモンとクリームチーズ、明太クリームチーズ、抹茶黒豆黄な粉、キャラメルナッツクリームチーズ、ベーグルプレッツェル、ベーグルあんプレッツェル。
ベーグルの艶々むっちりとした姿が魅惑的。
ベーグルのお値段は一個￥200～。
こだわりのあるパン屋さんとしては買いやすいお値段設定かと思います。
ちなみに・・店主様に店名の「ヒトキト」の意味を伺いました。
なんでも、店主様、ずっと神奈川県でネット関係のお仕事をされていたようですが、一時石川県に住んでおられたそうな。
石川県の方言で『キトキト』という言葉がありまして、「美味しいもの」を指すと。
この「美味しいもの」と「人」を掛け合わせ、さらに自然の「木」を合わせての命名だそうです。
「なるほどね～」
レモンとクリチのベーグル、アンバタ、小豆ミルクスコーン
買って帰った3品。
レモンとクリチのベーグル、小豆とミルクのスコーン、そしてアンバタ。
どれを食べても美味。
小麦の香り、酵母のほのかな酸味が効いた、香ばしい味わいのパン。
中でも特に美味しかったのは、やはり「ベーグル」でした。
張りのある外生地を噛むと、むっちり。ぎゅ～～～っと詰まった感覚のする歯ごたえ。
優しい味わいの生地を引き立てる、クリームチーズとレモンの爽やかさ。
「ウマ～～」
3種類それぞれの違った噛み心地を堪能。
店主さんのお人柄もパンも、大変美味でございました。
＊「ヒトキトベーカリー」のパンはオンラインでの販売もされています。購入される方は以下のサイトからどうぞ。
「ヒトキトベーカリー」、Facebook↓
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小諸市「ヒトキトベーカリー」営業時間
＊所在地
長野県小諸市滋野甲4162－71
＊電話番号
080－5363－7218
＊営業時間
11：00～17：00(無くなり次第終了）
＊水曜、土曜のみの営業
まとめ
小諸市「ヒトキトベーカリー」のベーグル、癖になりそうなムッチリ、モッチリ感でおススメです。
週2日のみの営業ですが、是非どうぞ！
小諸市のベーカリーは以下も♪
